約 316,027 件
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/143.html
ゆっくりけんをきわめてね! 13KB ※独自設定垂れ流し 例によって独自設定考察なお話 斬ってきた。 男は無数のゆっくりを斬ってきた。 れいむを斬った。まりさを斬った。ありすを斬った。ぱちゅりーを斬った。 数えきれないほど多くの普通種を斬り、希少種も斬ってきた。 剣の修行のためだった。 平和な現代、戦う相手などいない。。 歪とは言え人の顔をし、稚拙とは言え人の言葉を操るゆっくりは、男の求める修羅の剣の 修行に適した獲物だったのだ。 銃刀法に守られた世だ。刀を使うわけには行かない。 だが、男は道具を選ばなかった。小さなペンナイフだろうと手頃な長さの木の枝だろうと、 男の手に掛かれば刀と変わらぬ鋭さでもってゆっくりを切り裂いた。 男の剣は鋭さを増していった。低い姿勢から斬り上げる独特の斬撃は、もはや神速の域に 達していた。 だが、それはもはや人が人に対して使う剣術ではなかった。 本来、剣術は低い場所にある標的を斬るのに適さない。常に低い位置にいるゆっくりを斬 ることに特化した男の剣は、もはや剣術とは言えないものになっていた。 男は剣の腕を磨くためにゆっくりを斬るのではなく、ゆっくりを斬るために剣の腕を磨く ようになっていた。手段と目的が入れ替わっていた。 だが、男はそれでも良かった。 楽しかった。純粋に、斬ることが楽しくてしようがなかった。 おまけにゆっくりは幾ら斬ってもすぐに湧いてくる。男が飽きることはなかった。男の充 実した剣の修行は、いつまでも続くかと思えた。 だが、ふとしたとき。男はゆっくりを斬ることに躊躇いを覚えるようになった。 「……何故だ?」 男を迷わせたもの。それは、男が最も信頼している自らの剣だった。 数多のゆっくりを斬ってきた男は、卓越した審美眼を持つようになっていた。ゆっくりを 見ただけで善良かゲスかれいぱーか、あるいは普段どんなものを食べており、巣の位置か ら群れの規模までおおよその検討がつく域に達していた。 それなのに、斬った手応えがおかしい。 同じ種類、同じような環境にいる同じようなゆっくりを斬っても、その手応えがまるで異 なるのだ。 それは常人であれば感じ取れない微妙な差違ではあったが、男の剣は確かに「違う」と告 げていた。 自分の目で得たものと、剣の手応えが一致しない。 それは剣を極めることを志し己を磨いてきた男にとって、あまりにも受け入れがたい矛盾 だった。 悩みに悩み、思いあぐねた男は、ある小さな大学に駆け込んだ。ゆっくりについての研究 をしている――そんな噂を聞きつけて、たまたま訪れた大学だった。 だが、男が訪れたのは偶然ではなく運命だったようだ。 「あなたのような方を待っていました」 男の突然の訪問、異常な質問を聞いた大学の研究員は、そう言って男を迎え入れたのだか ら。 ゆっくりけんをきわめてね! 「ゆんゆんゆ~ん♪ ちょうちょさん、かわいいれいむにゆっくりつかまってね~♪」 男が連れてこられたのは、大学の構内にある小さな庭だった。 そこでは一匹のゆっくりれいむが蝶を追って跳ねていた。 「あのゆっくりを斬れますか?」 研究員の問いに、しかし男はなにも反応しない。 答えるまでもない質問だったからだ。 研究員も男の不快を察したのだろう。 「もちろん、ただ斬るのではありません。れいむが蝶を追い、跳ねた瞬間。痛みを感じる 暇もなく縦に両断して欲しいんです。できますか?」 次の瞬間。研究員が見たのは、男の立っていたはずの場所で揺れる芝生だった。 慌ててれいむの方に目をやれば、既に全ては終わっていた。 「これでいいのか?」 研究員が慌てて駆け寄る。 男の足下には綺麗に両断されたれいむが転がっている。 二つに割れた顔は、あまりにものんきな笑顔だった。それはまさに蝶をつかまえようと跳 ね、もうじき届く瞬間を思わせるもの。自分が斬られたと意識する暇すらなく、正確に中 枢餡を切られた証拠だ。 「い、いったいどうやって……!?」 男がつまらなそうに掲げたのは、どこの街の文房具屋でも売っていそうな、ありふれた3 0センチほどの定規だった。 「普段はこんなものを使っている。まともな獲物を使わせてもらえれば、もっと綺麗に斬 ってみせよう」 研究員は目を白黒させた。 れいむの断面は研究員が見た中で、もっとも綺麗だったのだ。どこも歪なところもない美 しい直線。 研究員は感激した。 「やはり、あなたはここに来るべき人だった! 我が大学の研究によって、あなたの疑問 は晴らされることでしょう!」 そして、男はその日から大学の研究に協力することになった。 とは言っても、男のやることは変わらない。 ゆっくりを斬ることだ。それも、必ず縦に両断する。 ただ、様々な条件を課せられた。 眠っているゆっくりを斬る。あるいは、起きた瞬間に斬る。 「ゆっくりしていってね」という定型句を発する寸前に斬る。あるいは、言った直後に斬 る。 「むーしゃむーしゃ、しあわせー」と言う直前に斬る。あるいは、言った直後に斬る。 交尾を始める直前に斬る。あるいは、交尾を始めた直後に斬る。 すっきりーの直前に斬る。あるいは、すっきりーの直後に斬る。 跳ねる直前に斬る。あるいは、着地した直後に斬る。 虐待で死ぬ直前に斬る。あるいは死んだ直後に斬る。 いずれの状況も、常人であれば見極めることすら難しく、ゆっくりがいくら鈍いとは言え 気づかれもせずに斬るなどできないだろう。 だが、男は難なくこなしていった。 大学によってあてがわれた模造刀もまた、男の手によくなじみ、その斬撃をより鋭く精妙 なものとしていた。 ゆっくりは自分が斬られたという自覚すらなく、その瞬間をまるで写真に撮られたように 時間を止め、真っ二つに斬られていった。 男が斬るたび、研究員はゆっくりの死体を慌ただしく回収していった。 男は次第に、なかなか結果のでない研究にはそれほど興味が無くなっていった。 ただ、今までにない様々な状況でゆっくりを斬ることを楽しんでいた。いずれ、斬ってい くことで疑問の答えにたどりつけるのではないかと考えるようになっていた。 そんな充実した日々。 しかし、ある日突然、終わりが訪れた。 「俺が出ても意味がないんじゃないのか?」 ある日のことだった。 男は、突然に研究の発表会に招かれた。 慣れぬスーツを身につけさせられ、年輩の教授や研究への情熱に目を輝かす学生に混じっ て席に着くのは、実に居心地の悪いものだった。 「いえ! あなたのおかげでようやく研究の成果が出たんです! 是非見ていただかない と!」 隣に座るのは、男が大学に来たとき迎えた研究員だ。この研究員によって、男はこの発表 会に強引に参加させられたのだ。 研究の成果が出たのなら、こんな発表会ではなくすぐに男に告げるのが筋だろう。 だが、研究員曰く、こうした晴れの舞台で見るのが一番で、かつわかりやすいのだという。 男は少々呆れていたが、もう諦めてもいた。こうして会場に来てしまったし、いよいよ男 の協力した大学の研究成果発表が始められようとしていたからだ。 「ゆっくり餡子変異学説」 そんなタイトルで公演は始まった。 壇上に立つのは大学の教授のハズだが、男にはぼんやりとしか見覚えがない。 ゆっくりをいかに斬るか。そればかり考えていた男にとって、他のことはどうでもいいこ とだ。それはこの発表会についても同じ事で、男はほとんどを聞き流しゆっくりをどう斬 ろうかとばかり考えていた。 そんな男の思考を断ち切ったのは、壇上に透明な箱に入れられたゆっくりれいむが連れて こられてからだ。 ゆっくりに目がいき、自然に教授の声も耳に入った。 「ゆっくりはご存知の通り、餡子でできた饅頭という極めて奇妙なナマモノです。食べた ものは餡子に変換し、苦しめれば苦しめるほど甘くなる。また、中の餡子は中枢餡と呼ば れる核となるものや、筋肉の役割をする筋餡などがある。そういったことはわかっていま す。しかし、そこでこの謎のナマモノへの探求を止めてしまってはいないでしょうか? 思考を停止させていないでしょうか?」 おもむろに、教授はゆっくりれいむの底部に近い皮を、中の餡子ごと引きちぎった。 「ゆぎぃぃぃぃぃ!? どぼじでごんなごどずるのぉぉぉ!?」 ちぎられた頬からは粘りけのある餡子が漏れ出る。一定以上出ると、やがてその流出は止 まる。 「今、私はゆっくりのあんよに当たる部分をちぎりました。さて、ではこちらのスライド を見ていただきましょう」 そして、壇上のスクリーンにスライドが表示される。 スライドにはゆっくりの断面図が描かれていた。ゆっくりの断面はそれぞれ色分けされて おり、中枢餡や筋餡といった注釈がつけられている。 「これは一般的なゆっくりの体内構造図です。私が今ひきちぎったのはこのあんよから餡 子変換器――人間で言うところの消化器に当たる部分です。この図が正しいとするなら、 餡子も漏れて、餡子変換器は重大な損傷を追ったことになります。つまり、このゆっくり は食物の摂取に障害が出ることになります」 続いて、教授はれいむにケーキを与えた。 「ゆぐぅ……むーしゃ、むーしゃ、しあわせー♪」 初めは痛みが気になっていたようだが、すぐにケーキの甘さに酔い、れいむは元気な声を 上げる。 「御覧になりましたでしょうか? このようにれいむは問題なくケーキを食べました。障 害は発生していません」 講堂がざわめく。 ゆっくりの体内構造は複雑怪奇にして不条理。体内構造図はあくまで目安に過ぎないのは ゆっくりの研究における常識なのだ。 だが、教授はひるまずに続ける。 「私は、ある特殊な手段によってゆっくりの様々な状態における餡子の情報を得ることが できました」 スライドが切り替わる。 先ほどと同じく体内構造図だが、内臓に当たる器官が無く、殆どが筋餡がしめている。 「これが運動時のゆっくりです。ゆっくりがあれほど高く跳ねるためにはこれだけの筋餡 が必要になります。そして、落下時の衝撃を吸収するためにも必要です。内臓が傷つかな いことが疑問視されていましたが、実は運動時のゆっくりには内臓がないのです」 講堂のざわめきがより強くなる。 同じように、男の心の奥のざわめきもまた強くなっていた。 教授の言っていることはまるでわからないことばかりだ。だが、自分の身体が知っている。 これが正しいことだと叫んでいる。だから、男の心はざわめく。 そして、次々とスライドは切り替わる。 男がそれらのスライドを見るのは初めてだ。だが、見覚えがある。間違いない。男の斬っ てきたゆっくりを元にスライドは作られているのだ。この研究のために大学は男にゆっく りを斬らせたのだ。 ゆっくりの食事時、生殖時、就寝時。 スライドはそれぞれの状態で、体内の構造がまるで違うことを示していた。 たまらず聴衆のひとりが問うた。 「おかしい! いくらゆっくりでも、そんな無茶苦茶な変化はありえない!」 対して、壇上の教授は頭を振った。 「いいえ。ゆっくりだからこそ、こんな無茶苦茶な変化があり得るのです。ありとあらゆ る食べたものを餡子に変換する。痛めつければ痛めつけるほど甘くなる。そこから考えれ ば当たり前のことだった」 教授は講堂にいる全ての人間を包み込むように両手を広げ、目を輝かせ叫んだ。 「ゆっくりは、状況に応じてその体内を突然変異させる――それが私の主張する、『ゆっ くり餡子変異学説』なのです!」 ざわめきは最高潮に達した。 講堂にいるほとんどのものが納得しなかった。 跳ねるときは身体全部が筋肉になる。食べるときは身体全部が内臓になる。生殖するとき は身体全部がそのための器官になる――そんなこと、常識的に考えて納得のいくことでは ないのだ。 だが、男は納得した。いや、納得していた。ずっと前から身体は知っていたのだ。無数に 斬ったゆっくりの感触から、とうに答を出していたのだ。 それをようやく頭が理解することができた。 「はははははははははは!」 みながぎょっとして見た。 気づけば、男は笑い出していた。 男はおかしくてたまらなかったのだ。 ――なんだ、自分が悩んでいたのは、こんなに簡単なことだったのか、と。 「どうしても行くんですか?」 「ああ」 大学の正門前。 旅立とうとする男と、それを引き留める研究員の姿があった。 「研究はもう俺無しでもできるんだろう?」 「それはそうですが……」 「ゆっくり餡子変異学説」は、ゆっくり研究会に大きな波紋を呼んだ。それにより研究資 金の確保ができた。これからは男に斬ってもらわなくても、様々な計測器によってゆっく りの状態を探ることができる。 その意味では確かに男の役目は終わったと言えた。 「でも! あなたがいることによって研究は認められた! あなたはこの大学にとって大 切な人だ! あなたが望めば一生暮らしていける地位だって……」 「そんなものに興味はない」 「それに! 研究が進めばこれまで謎とされていたことだってわかります! あなたは知 りたくないですか? 例えば……そうだ! なぜゆっくりが痛めつけるほど甘くなるかと か……」 研究員の言葉に、男は笑い出した。 「おまえら学者は頭が固いな。ゆっくりを痛めつけるほど甘くなる理由? 決まってる。 群れを生き残らせるためだ」 「群れを生き残らせるため……?」 「やつらを捕食するものがいたとする。そいつが一匹目を喰らったとする。続いて二匹目 を喰うと、追われる恐怖で一匹目より甘くなっている。三匹目、四匹目とどんどん甘くな る……やがて味の虜になって、群れを追うのを忘れる。犠牲は出るが、群れは生き残れる って寸法さ」 男は舌なめずりして言った。 経験したことがあるのだ。山籠もりをしたとき、ゆっくりの群れを全滅させようとしたこ とがあった。途中、空腹に負けて斬り捨てたゆっくりを口にしたとき、体験したことだっ た。 「やはり、あなたはすごい。経験によって真理に近いところにいる。それを世に広めよう とは思わないのですか……?」 「研究の発表で得られるのは何だ? 地位か、名誉か、それとも金か? 興味ないね。俺 はそんなことより楽しいことを知ってしまったからな」 そして、男は大学を去っていった。 男が見つけた楽しいこと。それは、この大学の研究によってハッキリと知ったゆっくりの 生態だ。 やつらは状況に応じて体内構造を変化させる。 ゆえに斬ったときの手応えが異なる。 それはつまり、様々な状態に応じた最適な斬り方があるということだ。 その探求が男の目的となった。 それは想像を絶するほど奥の深いことだろう。 男は楽しみのあまり、口元に野性的な笑みを浮かべた。それでいて、その瞳の輝きは知的 好奇心に満ちていていた。 今や、男は「剣」の者であり、「賢」の者でもあった。 男はこれからもゆっくりを斬っていく。 今まで斬ってきたゆっくりなど比較にならない数のゆっくりを斬り、より真理を究めてい くのだが……それはまた別の物語である。 了 by触発あき なんとなく過去作品一覧 ふたば系ゆっくりいじめ 4 ゆっくり井戸 ふたば系ゆっくりいじめ 5 ゆっくり定量保存の法則 ふたば系ゆっくりいじめ 9 ラジコンに引きずられて ふたば系ゆっくりいじめ 11 まりさの見つけた大切なもの ふたば系ゆっくりいじめ 12 ゆっくりヤリ方を工夫するよ! ふたば系ゆっくりいじめ 13 今のしあわせ無くしたゆっくり ふたば系ゆっくりいじめ 15 餡子遺伝子の深淵 ふたば系ゆっくりいじめ 18 幻想郷のゆっく輪廻 ふたば系ゆっくりいじめ 20 ゆっくりみさせてね! ふたば系ゆっくりいじめ 21 ゆ虐地獄でゆっくり ふたば系ゆっくりいじめ 23 ちぇんじとかいはとれいん! ゆっくり最後の日 ふたば系ゆっくりいじめ 25 むーしゃむーしゃのしあわせを求めて ふたば系ゆっくりいじめ 27 無能なれいむに愛の足を! ふたば系ゆっくりいじめ 29 れいぱーキャンセラーありす ふたば系ゆっくりいじめ 35 スグルイ ふたば系ゆっくりいじめ 39 太陽と水のゆっくり一家 ふたば系ゆっくりいじめ 40 おはなばたけのゆうかにゃん ふたば系ゆっくりいじめ 41 餡小話の感想れいむ ふたば系ゆっくりいじめ 44 裏切りのおにいさん ふたば系ゆっくりいじめ 47 夢みるモノ達の夢のない話 ふたば系ゆっくりいじめ 49 ゆっくりを、叫ぶだけ ふたば系ゆっくりいじめ 56 ゆっくり害獣駆除 ふたば系ゆっくりいじめ 59 ゆっくり害獣駆除・餡子サイド ふたば系ゆっくりいじめ 63 システム・オブ・ブラック ふたば系ゆっくりいじめ 67 それでもぱちゅりーは本を読む ふたば系ゆっくりいじめ 69 ゆ~性遺伝の育てたモノは ふたば系ゆっくりいじめ 73 ありすの成ゆん式 ふたば系ゆっくりいじめ 75 ゆっくり存在概論 ふたば系ゆっくりいじめ 77 泣きゆっくりのあやし方 ふたば系ゆっくりいじめ 82 ルナティック・カウンター ふたば系ゆっくりいじめ 93 電子レンジでチンしてポン! ふたば系ゆっくりいじめ 99 流産の果てに ふたば系ゆっくりいじめ 102 おはだでゆっくりあそんでいってね! ふたば系ゆっくりいじめ 104 れいむのけっかいはゆっくりできるんだよ! ふたば系ゆっくりいじめ 110 目標にセンターを入れてゆっくり 触発あきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ↓いいやつじゃなくていいssです すみません -- 2015-08-19 00 05 05 俺が見たなかで一番いいやつだな この男はゾロの域に達している 続きを見てみたいな -- 2015-08-19 00 02 48 この男の物語も見てみたいな -- 2012-12-13 18 10 15 男が格好良すぎる!!やばい、絵にしてくれ!! ↓「慣れないスーツ」=「いつも和服」だったら面白いwww -- 2011-12-25 12 41 46 かっこいいじゃねえか、修羅! 宮本武蔵見たいのがあのまんじゅうを切ってると思うとシュールだけど -- 2011-08-15 13 35 07 男がかっこよすぎるわ! -- 2010-12-29 21 39 50 絵師様はおられるか!絵師様はおられるか! 早くこのSSに絵をつけてくれ!絶対に笑える絵ができる!w -- 2010-09-07 03 50 13 おお!なんかかっこいいかも? まあ、まんじゅうを切ってるだけなんだけどw -- 2010-08-27 07 48 47 面白い話だった 状況によって切る感覚の違いとか面白かった -- 2010-08-13 12 44 20
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1555.html
彼女はそこにいた 3KB 小ネタ 短いです 「ゆっくりしていってね!」 帰宅途中、道端のゆっくりれいむに声をかけられた。 この辺りでゆっくりを見かけることは多い。 野良犬や野良猫――田舎なので今でも珍しくもないのだ――もわりと多いが、野良ゆっくりも同じくらい見かける。 もちろん、ペットとしてゆっくりを可愛がっている人もいる。 「ゆっくりしていってね」 私がそう挨拶を返すと、れいむは満足そうに唇の端を上げた。 「ゆっ! おにいさんはゆっくりしているにんげんさんだね!」 「ははっ。そうかな」 お互いの顔を見つめて微笑みあう。 ゆっくりが好きか嫌いかと聞かれたら――どちらでもない。善良なゆっくりならかわいいとも思うし、性根の腐ったゆっくりなら、潰してやりたいとさえ思う。 私だけではない。世間のゆっくりに対する関心なんて、大多数がそんなものではないだろうか。 「れいむ。おまえ、いつからここにいるんだ?」 「ゆっ! ずっとまえだよ! おひさまさんがおそらにいるときからだよ!」 朝――昼かも知れないが、どちらにしてもかれこれ8時間以上はここにいるのか。 「それじゃ、ごはんは? お腹が減ってるんじゃないのか?」 「おなかはぺーこぺーこだけど、れいむはがまんできるよ!」 我慢できる、か。――なるほど、『いい子』ではあるらしい。 それにしたって、長時間飲まず食わずは酷だろう。 「近くの公園で、ゆっくりがたくさん暮らしているんだ――何だったら、そこにいってごはんを貰ったらどうだろう」 私のその提案にも、れいむは頑として首を縦に振らなかった。「れいむはいいこだから」だそうだ。 「ゆっくちんっ!」 れいむがくしゃみをした。寒いのだろう。この季節、夜の冷え込みは厳しい。 「大丈夫か、れいむ?」 私が声をかけると、 「へ、へいきだよ! れいむはいいこだからがまんできるよ!」 そう言って、れいむは笑った。 「ゆっくちんっ!」 れいむがまたくしゃみをした。 そのくしゃみが何だか可愛らしかったので、 「れいむ。一晩だけなら、私の家で世話してあげられるが――どうだ? 一匹でこんな所にいるのも危ないし、何より寒い」 私はついそう言ってしまった。れいむの健気さに心を打たれてしまったらしい。 それは私にとってもれいむにとっても、ためにならないことだと理解している。中途半端な優しさは、何事においても逆効果なのだ。 しかしれいむは、この申し出を断った。 「おにいさん、ゆっくりありがとう! でも、れいむはここにいるよ!」 「…………」 にこやかに笑うれいむを見て、私は変な同情心を出したことを恥じた。 れいむがそう言うなら、それでいいのだろう。――よけいなお節介はやめておこう。 「そうか。いや、れいむの好きそうなあまあまもあったんだが――残念だよ」 「ゆぐっ? ……れ、れいむはここにいるよ!」 私の意地悪にも動じない。れいむは『とてもいい子』だ。 私はれいむのリボンに付いているバッジを見て言った。 「おまえは『とてもいい子』なのに、どうして銅バッジなんだ? 金は無理でも、銀ならなんとかなりそうなものだが」 銅バッジはあくまでも「飼いゆっくりの証明」でしかないのだ。野良よりまし――その程度だ。 「ゆゆ~ん。れいむは『おばか』だから、ばっじさんのしけんにおちちゃったんだよ……」 そう言って、ゆへへ、と恥ずかしそうに笑うれいむ。 なるほど、合点がいった。 『おばか』なら仕方ない。 「ゆっくちんっ!」 三度目のくしゃみだ。 れいむの丸い体はすっぽりとダンボールに納まっている。ただし、上半分は外にむき出しだ。あれでは防寒もなにもあったものではない。 「じゃあ、私は行くよ、れいむ」 「ゆっ! れいむはここにずっといるよ! おねえさんが『ここでじっとまっていなさい』っていっていたからね!」 私はれいむから視線を下げ、ダンボールに書かれている文字を読んだ。 ――拾ってください。とてもいい子です―― 「れいむいいこだから、いわれたとおりゆっくりここでおねえさんをまつよ! おにいさんもゆっくりしていってね!」 「ああ、ゆっくりしていってね」 れいむに背を向け、気持ちを切り替える。 そう遠くない場所に犬の鳴き声が聞こえたが――私にはもう、関係のないことだった。 (了) 以前書いたもの…… ふたば系ゆっくりいじめ 525 犬 ふたば系ゆっくりいじめ 532 川原の一家 ふたば系ゆっくりいじめ 554 ゴキブリ(前編) ふたば系ゆっくりいじめ 555 ゴキブリ(後編) ふたば系ゆっくりいじめ 569 ねとられいむ ふたば系ゆっくりいじめ 622 格子越しの情景 ふたば系ゆっくりいじめ 654 奇跡の朝に ふたば系ゆっくりいじめ 715 下拵え ふたば系ゆっくりいじめ 729 ある日の公園で ~the Marisas and men~ トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ペットポイ駄目田舎者のすること他飼いゆ殺したりするから -- 2013-04-04 04 33 57 ↓飼いゆは潰しちゃだめ。(飼い主以外) ルールを守って楽しく虐待! -- 2012-10-19 01 19 42 野良、野生のゆっくりを見かけたら潰して最寄りのゴミ箱へ。 これは電車でお年寄りに席を譲るのと同じくらいの常識。 飼いゆはつぶしてから捨てる。 これは散歩中のペットのふんを飼い主が処分するのと同じくらい常識。 人間に対しても、ゴミ捨てに関してもマナーが低下しています。 あなたが変われば社会が変わる。 AC 公共広告機構 -- 2011-11-05 00 10 04 面白かったです!とてもQNQNできました! 自分で処分せず無責任にも捨てるクズ飼い主は許せませんがそれは置いといて 疑う事を知らないおばかな善良ゆっくりだからこそよりQNQN出来るんですよねw この善良おばかれいむが数日後にそのままダンボールの中で黒ずんでるところを想像すると もうゾクゾクしちゃいますw この作者様のssはどれもゆくっり出来て大好きです -- 2011-07-15 07 14 48 薄汚いゴミを道に捨てるな 元飼い主は吊っとけ -- 2010-12-18 20 26 04 こんな善良だとゆっくりできねぇ… -- 2010-09-22 01 37 20 きちんとゴミ出しは人としての義務だよ -- 2010-08-02 01 34 04 そうだよ。饅頭の始末は胃袋で! -- 2010-07-25 18 39 16 きちんと分別してゴミに出さないと -- 2010-07-25 07 47 00 飼い主は無責任だ。捨てるな。喰え。 -- 2010-07-13 09 55 17
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/2452.html
益虫? 害虫? 9KB 虐待-いじめ ギャグ パロディ 野良ゆ 希少種 現代 日常話です。多分。というか、妄想でした。はい・・・ ・14回目 ・希少種。 ・高スペックスパイヤーマッ。 ・ギャグです。 ・筆者の妄想です。 ・むしろ、筆者がギャグです。 ・むしろ、妄想が筆者です。 ・ていうかSSじゃない。 ・ヨロシクオネガイシマス 仕事から帰ってきて、玄関を開けたらこう言われた。 「おおいなるちからには、おおいなるせきにんがともなうんだ」 ・・・。 だからどうしたと言いたい。 やあ、俺は普通のお兄さんていうかただのフリーターだよ畜生文句あるか畜生。 失礼。 今、目の前に生首少女というべきか少女の生首というべきか、少なくともろくろ首ではないよな。まぁ、ともかくゆっくりがいる。 そのゆっくりが、俺の目の前で冒頭の台詞を宣った。 そのゆっくりは、くすんだ金髪に焦げ茶なちんまいリボンを着けて、後頭部のちょい上あたりで団子っぽくしている。 長くないポニーテールみたいな感じ。 今は、そのリボンと全体的に垢抜けない髪型が、重力に引っ張られて下に垂れている。 つまり、このゆっくりは逆さまで俺の目の前にぶら下がっているんだ。 ぶら下がっているということは、このゆっくりを支えるものがあるということで。 今は上向きの底部から、照った太い糸が出ている。それが目の前のゆっくりを吊しているらしい。 蜘蛛か何かみたいだ。 それにしても、見た事ないゆっくりだ。ていうか、ゆっくりなのか? 試しに定型文を言ってみる。 「ゆっくりしていってね」 「ゆっくりしていけせいねんっ!!!」 ・・・。 なんか、微妙にアレンジされてるがだいたい合ってる。さて、このゆっくりはどうするか。 ・・・。 ゆっくりに関わるとろくなことがない。 ゆっくりが発見されて以来そう言われていると、お婆ちゃんが言っていた。ちなみに俺は天の道は司らない。 ってことで、玄関の鍵を閉めてから逆さゆっくりを無視していつも通りに、誰もいない2LDKに上がる。 と、またもゆっくりがいた。 「うっは! うっめっ! これめっちゃうめぇッ」 「ここはゆっくりできるね!」 「はっぷ、ふむッ・・。ヘっ! まりささまのゆっくりプレイスなんだからあたりまえだぜ!」 今度はよく見る紅白ゆっくりと白黒ゆっくりだ。 白黒ゆっくりは、お隣りのお姉さんから段ボールごと頂いた青森産林檎を食って・・・じゃねえよ。 糞饅頭! てめぇ、赤い皮だけ食わないで吐き出すとかざけんな!? 人の貴重な食料をばっくばっくと食ってんじゃねえよっ・・・・死ね! 世界中の飢えに苦しむ人々に食われて死ね! 林檎の仇を取る為に、糞饅頭達にネリチャギを見舞うために助走の構えに入ろうとしたら、糸を天井にくっつけて空中ブランコのように動くさっきのゆっくりが、横を通り過ぎる。 そのゆっくりは一回転して、糞饅頭の目の前に綺麗に着地した。 突然、空中からやってきたゆっくりを見て、二匹の糞饅頭は首を傾げる。 やがて、白黒糞饅頭が踏ん反り返りながら、 「ここはまりささまのゆっくりプレイスなんだぜ。みかけないかおだが、ゆっくりしていくんだぜ!」 おいぃぃ糞饅頭ここは俺の家なんだが。 ああもう、葉巻くわえたら微妙に様になりそうな片眉を上げた顔に踵落としたい。 「れいむはれいむだよ。ゆっくりしていってね。おなまえは?」 紅白ゆっくりの方は、落ち着いた人妻みたいに、にこやかに笑いながら逆さゆっくりに話しかける。 「やまめというゆっくり! スパイヤーマッ!」 何故か身を低くして(ゆっくりだから潰れてるように見える)言うゆっくりに、また二匹は顔を見合わせて首を傾げる。 ・・・なんだ。この空気。 あれだ。俺は潰しに行って良いのか? 悪いのか? 良いなら、行こう。むしろ、ダメでも行こう。そうしようったらそうしよう。 今度こそ、踏み付けに行こうとしたら逆さゆっくりが、姿勢を直して口を開く。 「わるいことはわるいというゆっくり! スパイヤーマッ! ここはせいねんのおうちだからきみたちたちはいてはいけないっ」 白黒饅頭が、何ほざいてるんだといわんばかりの顔を逆さゆっくりに近づける。 「なにいってるんだぜぇ? ここはまりささまがみつけたんだぜ! おまえこそはやくたちさるのぜ!」 「まりさ。ちょっとまってね。やまめだね? ここはれいむとまりさがさいしょにみつけたゆっくりプレイスだよ。りかいできる?」 ただうざったいまりさと、子を諭すように話すれいむ。説得をしているらしいやまめと呼ばれたゆっくり。 俺を完全に無視して、ゆっくり達は会話を続ける。 「せいねんは、いまかえってきた。はやくしないときみたちはつぶされてしまう」 「そこでばかみたいにつったってるどれいのこと? それなら、しんぱいないんだぜ! まりささまはいちばんつよいんだぜ!」 「なにがいちばんつよいのかはきにしないでね。まりさはむれをおいだされてなーっばすっなんだよ」 「れいむはだまってるんだぜ・・・!」 「はいはい。ゆっくりりかいしたよ」 「さめきったふうふせいかつだとおもうゆっくり! スパイヤーマッ!」 「おまえもだまるんだぜええぇぇぇ!?」 なんだこのコント。 このままだと、俺はぽつんと置いてけぼりだ。なんで、とりあえずまりさの帽子を真上から掻っ攫う。 「ッ!? まりささまのぱわーなぼうしをかえせどれいいいぃぃ!!」 奴隷だとか生意気なこと言うわりに、涙目になって足に縋り付いている。確かに負け犬っぽいな・・・。 だが、林檎の仇は取らせてもらう。 帽子やリボンのようなゆっくりの飾りは、良質なものならブランド品として高く売れる。 ゆっくりの飾りをわざわざ高い金払って買うやつがいるのかと、疑問に思えば結構そういう人間は多い。 人間が着けることでゆっくりに成り済ましたり、飾りを無くした飼いゆっくりに宛てがったりと、需要に事欠かない。 と、帽子屋だったジイ様が言ってた。ちなみに親父は服屋で、俺の仕事は靴屋の店員。 まりさの帽子はお世辞にも綺麗とは言えないが結構厳しい野生暮らしだったようで、丈夫なようだ。 取り上げたは良いものの、今までのやりとりを見てる手前、潰すのはなんとなく抵抗がある。 なんで、帽子の鍔を斜めに曲げて完全な三角帽子にしてやった。 「まりざのダンディズムなぼうじいいぃぃぃッ・・・」 良いじゃねえか。マーリンとかネズミーマウスも三角帽なんだから。 それを被せてやると、まりさは俯く。 「ゆっ・・・うぅ・・・ッ!?」 「くやしかろう。くやしかろう。一番悔しいのは俺だよ畜生・・・せっかくの一ヶ月林檎生活計画が・・・くっそ!」 ムカついたんで更に、上から押さえつける。 「ッッ・・・ッッ! ・・・ッッ!!」 ジタバタするお下げが邪魔くさいので軽く足で蹴り払いながら、徐々に圧力を加えているとさすがに見かねたのか、れいむとやまめが抗議してくる。 「にんげんさん。ごめんなさい。まりさはおばかなんだよ。ゆるしてあげてね?」 「せいねん。もうやめるんだ! ばかなまりさをつぶしてもなにもかわらないっ」 助けるつもりなのか貶してるのかいまいち分からない二つの非難だった。 まりさが憐れすぎる。 離してやると、まりさはれいむに駆け寄ってその後ろに隠れてしまう。 負け犬街道まっしぐらだな。 ダメな夫を支える賢妻。田舎の両親を見てるようで気まずい。 「ありがとう。にんげんさん。ゆっくりあやまるよ。ごー めー んー なー さー いー」 ゆっくり謝るってそういうことじゃないだろうれいむ。やっぱりゆっくりはゆっくりか・・・。 「かんしゃするせいねんっ」 一々、変なポーズ取らなくていい気がするぞやまめ。結局、お前もアホなゆっくりなのか・・・。 少しでも、ゆっくりに期待した俺が馬鹿だった。 なんとなく、外を見ていると日が暮れて真っ暗だ。 今から追い出したら、こいつられみりゃとかるーみあとか夜行性の生物に、確実に取って喰われるよな・・・。 「ゆっ? わぁーおそらをとんでるみたびぃッ・・・」 れいむを掴んで空のダンボールに押し込む。 「ッゆぎぃ!」 まりさを掴んで、れいむの入ったダンボールに叩き込む。 「はなすのだせいねんっ!」 やまめを掴んで、れいむとまりさの入ったダンボールに放り入れる。 ダンボールの中に、だんご三兄弟のように横一列にならんだそいつらは、何がなんだか理解してない表情をしている。 こいつらの脳味噌でも分かりやすいように言ってやった。 「お前らは、今日は、その中で寝てろ。明日の朝には出てけよ」 優しさと憤りに折り合いをつけた行動ということで一つ。 漫画のようなショック顔になる三つを無視して蓋を閉めて、そこらへんにあったタウンページとマガジンを乗せといた。 中からくぐもった声が聞こえるがまぁ、寝る分には気にしなくてもいいだろ。 風呂入ってさっさと寝よう。 翌朝。 約束通りに、ダンボールから出してやろうと中を覗き込んだ。 昨日の狼狽していた顔が嘘のように、三つ仲良く健やかな寝顔で寝ている。 その寝顔を見ていると、ゆっくりというのも、結構可愛いもんだとおも・・・・わない。 所詮、ゆっくりはゆっくり以上でもゆっくり以下でもなく、ゆっくりしていないくせにゆっくりとかいう名前のトンデモナマモノだ。 机から、サインペンを持ってきてダンボールの前面に文字を書く。 『ご自由にお取り下さい』 あとは、仕事に行く途中に適当なところで置いとけば誰かが拾うだろう。 飼いゆっくりならともかく、野生のゆっくりだ。別に、俺に非はない。・・・はずだ。 緩慢荘とかいう住人全員がいろいろなゆっくりを飼っていることで有名な建物の前に置いてきた。当分、雨は降らないようだし死ぬことはないだろう。 そういえば、なんでゆっくりが部屋に侵入できたのか気になって、友人の金バッジのなずーりんを借りて調べたところ。 押入れの中に穴があり、壁と壁の隙間を経由して外の庭まで通路が出来ていたらしい。 襖にボールが突き抜けたような跡があったのはそういうことだったようだ。 友人が言うには、野生のれいむやまりさには頑丈な壁に穴を開けられるような能力なんてないから、やまめがやったのかもしれないとのこと。 本当にやまめがやったのか今更検証も出来ないから、ゆ害保険が降りるか微妙なところだ。 更に翌朝、目覚めてみると、天井に二日前見かけたものがいた。 「おおいなるちからには、おおいなるせきにんがともなうんだ」 ・・・。 だからどうしたと言いたい。 というか、何故戻ってきたと言いたい。 怪訝な顔を気にしたのか、やまめは天井から俺の腹の上にやんわりと着地した。 「やくにたつゆっくり! スパイヤーマッ」 「いや、そういうこと言っても飼う気はないから」 アトガキ 蜘蛛は益虫であり害虫である。 じゃあ、ゆっくりやまめもそうなのかー? と考えてみたけど、曖昧ミーマイ。 ということで書いてみました。やまめ。 あれですね。・・・なんでしょうこれ? なんともいろいろ中途半端で微妙ですが、これが自分の作風というか妄想だということで良いんですかね。良いんですよね。ウンソウダネ。 というか、シロアリとかですよねこれ・・・・。ゆっくりりぐるの方が適役という。 虫被り虫被り。・・・あ、やまめ×りぐる。割りと良いかもですね。 ってことで小ネタでした。 ご読了ありがとうございました。 挿絵 byボンジョビあき やまめあき(仮) 【妄想で書いたもの】 かり ・ふたば系ゆっくりいじめ 963 ト● ・ふたば系ゆっくりいじめ 990 くちばしにチェリー ・ふたば系ゆっくりいじめ 1000 デスクトップガジェット ・ふたば系ゆっくりいじめ 1018 ゆっくりつくーる ・ふたば系ゆっくりいじめ 1054 夢想天生 ・ふたば系ゆっくりいじめ 1064 スペクタクルスパイダーウーマン ・ふたば系ゆっくりいじめ 1091 つるべおとし ・ふたば系ゆっくりいじめ 1118 ゆっくりのおもちゃ ・ふたば系ゆっくりいじめ 1123 いまじん ・ふたば系ゆっくりいじめ 1142 スポイラー ・ふたば系ゆっくりいじめ 1163 ラブドール ・ふたば系ゆっくりいじめ 1172 益虫? 害虫? どろわ ・つんつんつんつくつんつくつんつん ぬえ ・山女って可愛いよね トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る やまめだ -- 2019-03-31 18 38 47 ヤマメですか(笑 -- 2014-12-13 00 04 49 スパイヤーッマ!wwwwww -- 2012-03-20 09 57 40 マンガわろた -- 2011-10-31 18 07 48 蜘蛛の外見は苦手だが、やまめなら大好きだッ! 飼ってみたいぜ -- 2010-12-31 12 28 09 俺ん家に住み着いてる蜘蛛さんもこんなんだったら怖くないのに。 -- 2010-10-27 17 25 45 そんなに好かれてるんだから飼ってあげようぜ -- 2010-08-15 13 21 48 微妙にやまめ飼いたい -- 2010-08-12 14 16 08 やまめェ… -- 2010-06-30 05 26 26 またあんたかw許せるっw -- 2010-05-16 15 46 45
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/2131.html
餡娘ちゃんに花束を 17KB 愛で パロディ ドスまりさ 希少種 虐待人間 愛護人間 創作亜種 ハートフル注意 二行作 【はじめに】 このSSはフィクションです。 実在のものとは関係ないし、或いは他人の空似です。 餡娘ちゃん生誕記念と聞いて、カッとして書いた。 ハートフルものだし、絵師作家様方の創作物もお借りしているし、今は謝罪している。 【本編】 ふたばの森の近くに、変わった集落がある。 そこでは、ゆっくりと人間が共存していた。 小さいながらもメインストリートとなっている通りを、男と饅頭が走り抜ける。 「ヒャッハー! ゆっくりは虐待だー!」 「やめてね! かわいいかわいい、れいむをゆるしてね!」 「ヒャッハー! 絶対に許さねえ!」 大通りに面した、藁葺きの家。 その縁側で、女がありすを膝の上に乗せて和んでいる。 「平和ねー」 「とかいはねー」 「あら、鬼威惨が駆けてくわ」 「ヒャッハー! 走れ走れー!」 「お、お、おねーさん、ゆっくりしないでたすけてね!」 「れいむ、頑張ってねー」 「ゆがーん!」 れいむを追い掛け回す鬼威惨の側を、飼いまりさが通り過ぎる。 男は、白黒饅頭には目もくれない。 飼いまりさの向こうから、三輪バイクに乗った老人がやってきた。 バイクはリヤカーのようなものを引いていて、そこからは良い匂いが漂ってくる。 「おじさん、れみりゃまん、くれなのぜ!」 「はいはい。お使いかい? えらいね」 「ゆん! おだいは、おぼうしのなかなのぜ!」 老人は、まりさの帽子の中からタッパーを取り出す。 そして容器の中の小銭と、ほっかほかの蒸しれみりゃを入れ替えた。 「はい、ヤケドには気を付けるんだよ」 「ゆっくりありがとうのぜ! あちちちち・・・」 飼いまりさが、ぴょんぴょん跳ねながら来た道を戻る。 蒸し饅頭売りの側に、今度は縁側にいた女がやってくる。 「おじさん、まりさまんある?」 「はいはい。おいしく蒸し上がってるよ」 別に、まりさやありすが特別扱いを受けているわけではないのだ。 この村ではゆ虐派も愛で派も、そしてゆっくり達も、それなりに穏かに暮らしていける。 それは、集落を治めている者のおかげであった。 この村の長の名前は、餡娘ちゃん。 幼い見た目とは裏腹に、その手腕によって集落を取り仕切る敏腕少女である。 『餡娘ちゃんに花束を』 (作・二行) 餡娘ちゃんの朝は早い。 早いというより、昼も夜もなく働いているという印象だ。 村人村ゆんの要望を元に、彼女は様々な施設を作る。 人間饅頭問わず、住民は皆食いしん坊なので、作る大半は食料庫だ。 倉には納める種類によって、『とかいは』『どろわあず』『あんこばなし』等と名付けられている。 最近では『あんこばなし』のSSが溢れ返って、ある住民がさらなる保管庫を作っていた。 餡娘ちゃんは他にも会議場や遊び場などを建設する。 それらは豊臣秀吉の一夜城の如く、いつのまにか出来ていたりする。 その度に人々は、驚きと共に感謝を述べるのである。 だが、感謝を忘れたものというのは、時や場所を選ばす湧いて出る。 「けっけっけっ。こんなもの俺は気にいらねえなあ! 捨てちまうとするか!」 「むきゃきゃきゃ、さいきんは、まどうしょとよべるものがないわね!」 ゲス人間と賢者(笑)のコンビが、食料庫を荒らしている。 何かと文句を付けては、倉の中のものを潰したり、しーしーをかけて回る暴虐ぶりだ。 「ゆっ! げすがあばれてるよ!」 「いけない、餡娘ちゃんに知らせないと」 1匹と1人の目撃者が走り去る。 間もなく、小さなまりさを連れた餡娘ちゃんが、荒し被害を受けている倉に到着した。 「むきゃ? あんこちゃんよ」 「おうおうおう、餡娘ちゃんよー。俺達はつまんねえものを制裁しているだけだからよ。 村長さんは村長さんの仕事に戻って、俺達をもっとゆっくりさせてくれよ」 餡娘ちゃんは、無言で抱えていたチビまりさを放り出した。 小まりさはぽよんぽよんと、ゲスコンビの元へ近付いていく。 「おいおいおい、虐待しろってか、餡娘ちゃん」 「むきゃーっ! ようしゃなくやっちゃうのよ、おにーさん!」 「そりゃそりゃそりゃ!」 手を伸ばし、前のめりになってゲス人間が襲い掛かる。 チビまりさはそれをかわすこともなく、逆に男の指先に噛み付く。 そして。 「え?」 得体の知れない口の力で、ゲスを倉の外へ投げ飛ばした。 「むきゅきゅっ! まって、おにーさん!」 慌てて外のお仲間の元へ飛び出していくゲスぱちゅりー。 ゲス人間は顔面を地にこすり付けて悶絶していた。 チビまりさもその後を追い、ゲスに対峙する。 「やいやいやい、何てことするんだ糞袋!」 「むきゅきゅきゅ。こーかいするがいいわ、これからおにーさんのほんきを・・・」 2つのゲスの視線が、上がった。 小さかったはずのまりさは、みるみるうちに大きくなり、見上げるほどの大きさになった。 それは正しく、ドスまりさ。餡娘ちゃんが飼っているまりさの、真の姿である。 「やややあ、ドスまりさ。今日はいい天気ですね」 「むきゅきゅん。はばないすでー・・・」 ドスまりさは高く舞い上がり、哀れなゲスを大きな影で包み込んだ。 断末魔より力強く、巨大あんよの音が響いた。 ゲスぱちゅりーは単なるシミと化し、ゲス人間も完全に失神していた。 伸びている男の腕を餡娘ちゃんがつかむ。 元の大きさとなった飼いまりさと共に、彼女は村の外れに消えた。 それから先、ゲス男がたどった結末を知るものはいない。 まさか違法性のある仕置きをやるわけではないだろう。 分かっているのは、この村で彼の姿を見ることは2度となかった、ということだけである。 村から一歩出ると、そこはふたばの森だ。 それは、豊かな恵みと様々な珍獣が待ち受けている楽園。 誰しもがエンジョイ&エキサイティングを求めて、ここを訪れる。 森に来ると、鬼威惨・悪姐惨は虐用ゆっくりを使って、アウトドアな虐待に挑戦する。 愛で人間は野生ゆっくりと戯れたり、食料集めに精を出す。 鬼威惨に餌集めを頼むと、ゆっくり用の籠に唐辛子を入れたりするので、任せられない。 虐待派の村での仕事は、専ら建設業になっていた。 さて、普段なら森の中に悲鳴や喜びの鳴き声がこだまする所である。 しかし今日ばかりは違っていた。 餡娘ちゃんが、虐待派と愛護派の代表と一緒に、2人の男と向かい合っていたのである。 男というのは、端的に言えば細いのと太いの。 細かく描写すれば、細い方は貧弱な男の見本ともいうべきゴボウ野郎である。 太い方は、飛べそうもないただの豚といった感じだ。 「村の皆さんに集まって頂いたのは、他でもありません」 細いのが丁寧な口調で切り出した。 しかしその目には、明らかな軽蔑の色が見て取れる。 「皆さんには、ふたばの森に入って欲しくはないんです」 「何言ってるんですか? ここは、誰だって訪れていいはずでしょう?」 「ヒャッハー! ふたばはフリーダムだぜー!」 愛で派と虐派が抗弁する様子を、餡娘ちゃんは黙って聞いていた。 やり取りに割り込んだのは、脂ぎったもう1人の男。 「ゆっくりとか、わけわかんねーよ。キモイから消えてくれよ」 「どういう意味ですか?」 「ゆっくりと戯れる村の皆さんには、としあきの資格が無い、ということです」 としあきとは、ふたばの森を訪れる者の総称である。 由来は各自ググろう。 「ヒャッハー! ふたばの掟はただひとつのハズだぜー!」 「そうです。エンジョイ&エキサイティング。私達はそれを守り、楽しんでいます!」 「虐厨が口聞くんじゃねえよ」 「私は愛で派です!」 「やれやれ。私共も困ってるんですよ。あなた達のせいで、森がすっかり狭くなってしまって」 「ヒャッハー! 俺達は縄張りは守ってるぜー!」 「いるだけで邪魔っつってるんだよ、このハゲ!」 「ギャッハー! ハゲとモヒカンは別腹だぜ!」 「ともかく! ふたばの森のことは、森の主達が決めることです。 我々を呼びつけて恫喝紛いのことをやっても、全く無意味ですよ」 「あなた方の言い分はよく分かりました。では、森の主にお伺いを立てることにしましょう」 「まあ、きっと無駄足ですけどね。我々がここにいる。それが、答えなんですから」 「ふん・・・」 「ヒャッハー! おととい来やがれー!」 凸凹コンビは、唾を吐きながら森の奥へと帰っていった。 村の3人も、ゆっくり達と一緒に家路に着く。 餡娘ちゃんは、最後まで口を開くこともなく、何かを考え込んでいるようだった。 それからしばらく経った、ある朝。 ふたばの森に、火の手が上がった。 炎は森の自然を焼き尽くし、珍しい生き物達も犠牲になった。 ふたばに定住していたゆっくり達も、その大半は焼き饅頭となって果てた。 「ゆんやぁぁぁ! れいむのかわいいおちびちゃんたちがぁぁぁ!」 「おねえちゃぁぁぁん!」 「ああ、ふたばの森が消えていく・・・」 「あんなにゆっくりしたゆっくり達だったのに・・・」 ゆっくりや愛で派は、犠牲になった自然やゆっくりに涙を流した。 「ヒャッハー! 俺らを差し置いて虐殺とは頂けないぜー!」 「ギャッハー! 明日のサバイバルアマギリマッチがー!」 虐待派も、炎の容赦ない虐殺ぶりとプレイの幅が狭まることに落涙した。 追い討ちをかけるように、ふたば周辺にある噂が飛び交った。 餡娘ちゃんの村の人間が、森に火を付けたというのだ。 例の愛で派と虐待派の代表が、噂を流している者を探す。 案の定、あの時やり合った細いのと太いのが、焼け跡に立って熱弁を振るっていた。 「これは全て、あの頭のおかしい村の連中の仕業なんです! ふたば焼き討ちなんて恐ろしいことができるのは、あの社会不適合者達だけです!」 「あいつらは、自分の仕業だってバレたくなくて、あちこち火を付けて回ったんだ! ならばこちらも、餡娘とかいうクソガキの村を、襲ってやろうじゃないか!」 言ってることは、無茶苦茶だった。 それは聴衆にも分かるらしく、誰もがしらっとした視線を向けている。 彼らはふたばという遊び場がなくなったので、ヒマ潰しに来ているだけらしい。 それを知ってか知らずか、凸凹はさらにヒートアップしていく。 「皆さん分かりますか、これは自由に対する挑戦ですよ! 今ここで奴らを根絶やしにしなければ、またふたばは荒らされるんですよ!」 「あいつらは、どいつもこいつも犯罪者だ! 犯罪者を殺して何が悪い!」 「いい加減にしなさい。流石のとしあき達も引いてるじゃないですか」 「ヒャッハー! 人間虐待はゆっくりできないぜー」 愛で派はゴボウの前に、虐待派は飛べない豚の前に立ち、視線をぶつける。 「出ました! 皆さん、これがクズ村のクズ人間ですよ!」 「としあきの敵だ! としあきの敵だ!」 「はいはい、ゆっくりゆっくり」 「何がゆっくりですか! あんな気持ちの悪い生首の、どこが良いんですか!」 「存在丸ごと愛らしいですが、なにか」 「そして思わずヒャッハーしますが、なにか」 「むむむ」 「なにが、むむむなのぜ!」 野次馬をかき分け、野生のまりさとれいむの番が、4人の中に飛び込んできた。 「こっちのおねーさんは、まりさたちを、ゆっくりさせてくれるのぜ! そんなにんげんさんが、まりさごとふたばをやくなんて、ありえないのぜ!」 「こっちのもひかんさんは、れいむたちをいじめる、こわいにんげんさんだよ! でもこっそり、もりにすんでるどーつきちぇんと、ゆっくりしてるんだよ!」 「わ、馬鹿、言うな!」 「へー、胴付きかー」 「ヒ、ヒャッハー! 視線が痛いぜー!」 「ふたばをあらしても、あんこちゃんのむらはゆっくりできないよ! そこのおいしそうなにんげんさんは、ゆっくりりかいしてね!」 「誰が根野菜と豚肉ですか! ・・・そんなサクラを使っても、森の主の目は誤魔化せませんよ」 「お前達はおしまいだー! バーカ、バーカ!」 群集が騒ぎ出し、2つに割れた。 人の谷間から屈強な男がゾロゾロと現れ、4人と2匹に対峙した。 「おお、これはこれは主のお使いの方ではないですか。 ささ、早速、このテロリスト共をしょっ引いて下さい」 筋骨隆々たる腕が、つかむ。 捕獲したのは、細い男と太い男。 「はれ?」 「貴様らこそ、ふたばの主の目を誤魔化せると思うな」 「お、お、俺達は何も」 「黙れ放火犯。貴様らの仕業だってことは、既にお見通しだ」 「え、あれ、その、ええ、どうして?」 「その分けを、これからじっくりと話してやる」 鍛え上げた男達が、ガリガリ君とブヨンブヨンを連行していく。 対照的な光景だった。 「くそ、おい、こら!」 「餡娘の、ゆっくり村の連中と関わったばっかりにぃぃぃ! ゆっくりの、ゆっくりの、ゆっくりぃぃぃぃぃ!」 まるで、饅頭の断末魔だ。 見苦しい叫びを残して、放火魔は連れ去られた。 群集は1人去り、2人去り、そして全ていなくなる。 残されたのは、村の2人と野生の2匹だけだ。 「ありがとう、助かったよ」 「どーいたしましてのぜ!」 「このド饅頭、聞いてもいないことペラペラと!」 「ゆー! たすけてちぇぇぇぇん! ちぇんのはにーがいじめるー!」 いつかどこかで見たような、れいむと鬼威惨の追いかけっこが始まる。 野生のれいむは意外と逃げ足が早く、モヒカンは中々捕まえられない。 「ねえ、まりさ。森が小さくなって大変でしょう? 良かったら、私達の村に来ない?」 「まりさたちは、もりぐらしのほうが、ゆっくりできるのぜ。 おねーさんたちこそ、もりがちいさくなったら、むーしゃむーしゃがすくなくなるのぜ?」 「それは大丈夫よ、だって私達の村には・・・」 遂にれいむを捕らえきれず、鬼威惨がバテて倒れている頃。 村では、餡娘ちゃんの飼いまりさが、村人村ゆんを先導していた。 「ゆっ! 餡娘ちゃんが避難所を作ったよ! ゆっくり付いて来てね!」 「ありがたや、ありがたや」 「ふたばさんがゆっくりするまで、ひなんじょでゆっくりしようね!」 避難所には、類焼を受けて焼け出されたものの仮設住宅と、備蓄食料の配給所が作られていた。 もちろん、生焼けゆっくりの寝床と餌も用意されている。 「しばらく村のご飯は、避難所で配るよ! 皆で仲良く、むーしゃむーしゃしてね!」 「すくなくても、みんなといっしょなら、ゆっくりできるね!」 「ならば俺は、ゆっくりを食うぜ!」 「ゆんやっ!」 「ゆ虐さんは、ふたばの森がゆっくりするまで我慢してね!」 「ひゃっはぁ・・・」 餡娘ちゃんは、流石に疲労を覚えていた。 ふたば大火災に伴う聞き取り調査や、避難所の作成。 災害と前後して行った祭りの準備や運営。 その他諸々の重責が、年齢不詳ながらも小さい両肩に圧し掛かっていたのだ。 なんでこんなことしてるんだろう。 そんな思いに駆られることも無いではない。 しかし、村人やゆっくりの幸せな顔を見ると、ついつい張り切ってしまうのだ。 今日も彼女は、『あんこばなし』のメンテナンスに向かう。 倉庫の間取りを変えて欲しいという、ささやかな願いを叶えるために。 チビまりさが、餡娘ちゃんの横を跳ねながら付いていく。 少女が村の大通りを行くと、違和感を感じた。 「ねえまりさ。何か村人の数が、少ないように見えるんだけど」 「ゆっ? まりさはそうは思わないよ。いつもと同じで、ゆっくりしてるよ」 「そう?」 「餡娘ちゃん、疲れてるんだよ」 「かもね。たまには、ゆっくりしようかしら」 飼いまりさが、ニコッと笑った。 餡娘ちゃんも笑い返したが、笑顔の意味は、よく分からなかった。 そうこうしているうちに、『あんこばなし』の倉に到着する。 少女は、またもやおかしな気配を感じた。 「この中に、誰かいるわね」 「ゆゆゆ? 本当?」 「まりさ、あなた今日は変よ。この気配を感じられないなんて」 餡娘ちゃんが、倉の扉に手をかける。 ゆっくりと開け、奥を覗き込むと、そこには。 「「「「「「「「「「餡娘ちゃん、おめでとー!」」」」」」」」」」 みっちりと入っていた村人村ゆんが一気に飛び出してきた。 少女は人の波の上に乗せられ、どこかへ運ばれていく。 「え? なにこれ?」 「さあ、サプライズは成功だよ! 後は盛大にゆっくりするよ!」 ドス化した飼いまりさのお帽子のつばに、餡娘ちゃんが乗せられた。 彼女が周りを見渡すと、皆、テーブルや食器やあまあまを持って、村の広場へ向かっている。 ドスまりさが広場の中央で少女を降ろすと、そこはもうパーティ会場。 ご馳走が並んだテーブルの前で、餡娘ちゃんは状況がつかめず、呆然としていた。 「それでは、改めてせんげんっするよ!」 「「「「「「「「「「餡娘ちゃん。お誕生日、おめでとー!」」」」」」」」」」 盛大な祝福宣言が、全住民から贈られた。 クラッカーが鳴る。拍手は鳴り止まない。 「ああ、あの、ええと・・・ありがとう」 「ヒャッハー! 照れてるぜー!」 「でも、私の誕生日、一週間前だよ・・・。まあ、私も忙しくて忘れてたけど」 「ごめんね、餡娘ちゃん。火災の一件があったから、準備に手間取っちゃって。 でもおかげで、色々用意できたのよ」 「ヒャッハー! これはゆんドーナツの詰め合わせだぜ!」 「ヒャッハー! こっちはボーダー商事のめすぶた饅頭だぜ!」 「甘いのばっかりね」 「そうでもないよ!」 真っ白いテーブルクロスの上に、灰色の饅頭が飛び乗る。 「あらあなた、見ない顔ね」 「私はなずーりん。書記長とも呼ばれている、近頃評判のゆっくりさ」 「その書記長さんが、私に何のようなの?」 「よくぞ聞いてくれた! 今から我が同志が餡娘ちゃんにプレゼントをする!」 「同志って、ゆっくり達が?」 「そうだとも。これは全てこの書記長の発案により・・・」 なずーりん書記長の身体が、ヒョイと持ち上がった。 鼠饅頭を手に取ったのは、白髪のメガネをかけたご老人。 「いやー、これはしょきちょーなずーという、珍しいゆっくりなんですねー。 でも、手柄の横取りはいけないんですねー」 これまた近頃噂の愛で?おじいさん、ムシゴロウさんだった。 彼は恐ろしい速さでなずーを撫で回す。まるでルービックキューブが上手い人のように。 「ゆ、ゆぶぶぶ」 「あのムシゴロウさん、そのくらいで」 「おっとこれはいけない。早速、アツアツのオレンジ風呂に浸からせてあげましょうね」 「話が進まないわね」 「いや、もう話す必要もないみたいですよ」 村人や指差した先に、1本の線があった。 ラインにも見えるそれは、ゆっくりの行列。 それらは口々に花をくわえ、色とりどりの贈り物を運んでいる。 先頭のれいむが、餡娘ちゃんの足元に来る。 「ごめんなさい、あんこちゃん。 ふたばのもりがちーさくなったから、あちこちでおはなさんをあつめてたよ」 れいむはそう言って、小さな花を少女に渡した。 れいむによく似た、赤い花。 その後も、ゆっくりが駆け付けては、花を餡娘ちゃんに贈り続ける。 「ゆっくりしすぎて、ごめんなさい」 「おはなさん、ぜんぶとっちゃわるいから、とおくまでいってきたよ」 「もっとおおきいの、とりたかったよー」 「むきゅっ。このおはなさんは、どうかしら?」 「とかいはなあんこちゃんには、とかいはなおはなさんよ」 「しろいきょとう!」 全てのゆっくりから花を受け取った頃には、餡娘ちゃんの手に大きな花束が出来上がっていた。 「ありがとう、皆。ありがとう」 この日ばかりは、人間もゆっくりも笑顔を絶やさなかった。 鬼威惨もお姉さんも、れいむもれみりゃも胴付きちぇんも、ゆっくりした表情を浮かべている。 ただ1人、餡娘ちゃんだけが、笑いながら泣いていた。 「餡娘ちゃん、これからも」 「「「「「「「「「「ゆっくりしていってね!!!」」」」」」」」」」 (完) 【過去作】 ※単発物近作 ふたば系ゆっくりいじめ 929 ブラック・スイーツ・ちぇぇぇぇぇんソー ふたば系ゆっくりいじめ 906 蟷螂の斧 ふたば系ゆっくりいじめ 833 俺持ってんの1円じゃなくて・・・ ※カオスVS鬼威惨 ふたば系ゆっくりいじめ 947 はげの復活(上) ふたば系ゆっくりいじめ 428 はげの行進 ※YHKアーカイブス ふたば系ゆっくりいじめ 840 プラネット・ゆース ~ドスまりさ~ ふたば系ゆっくりいじめ 675 プラネット・ゆース ~きめぇ丸~ ふたば系ゆっくりいじめ 658 緊急特別SS ゆっくり割れる窓ガラスさんの謎 ふたば系ゆっくりいじめ 594 プラネット・ゆース(うーぱっく&すぃー) ※続編準備中 ふたば系ゆっくりいじめ 560 なずーりんに祝福を ふたば系ゆっくりいじめ 796 Detroit Yugyaku City 2 ※ぬえ nue059 「スキャット・ゆん・ジョン」 nue022 「ゆナッフTV」 nue009 「ブラックペーパー・チャイルド」 その他の作品に関しては、ふたばSS@WIKIの『二行の作品集』をご覧下さい。 餡娘ちゃんとWIKIあきに、多謝。 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ↓↓これ読んでると、ゆ虐について荒れるのが微笑ましく感じるな -- 2011-11-17 11 45 38 飛べない豚って例えが、読んでいるとジワジワくるなw -- 2011-08-09 01 49 20 虐待も、制裁も、愛でも、全部アリ。 虐待派と愛で派が交わることのない主張をぶつけ合うのも、制裁派がゆ虐にルールを主張して愛で・虐両方から叩かれるのも、 罵詈雑言で罵り合うのも、全部楽しいよね。 結局、みんなはゆっくりが大好きなんだよね。仲良くなんかしなくていい。わかり合わなくてもいい。 言い争うのも、けなし合うのも、褒め合うのも、議論するのも、楽しい。楽しい。楽しい。 -- 2010-07-22 00 40 26
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/2281.html
つるべおとし 6KB 小ネタ 飾り ゲス 希少種 現代 独自設定 シリーズものなんてなかった ・9回目 ・希少種 ・またぼくのかんがえたかわいいおれのよめゆっくり。的なのになってしまいました・・・すみません。 ・虐めません。 ・ていうかSSじゃない。 ・ヨロシクオネガイシマス 日曜日。 木々の側にあるベンチに座っている私は、日頃のデスクワークとは無縁な、広大な自然に囲まれている。 といっても、ただの森林公園なんだけどね。 都市部から離れた片田舎というより半都会というべき、微妙な地域の。 私が生まれてからずっと住んでいる場所であり、交通の便は何の問題もないからこれからも住むと思う。 普段、パソコンと顔突き合わせて見えない人間と取引をして空気が篭った部屋で淡々と仕事をこなす。 そんな生き方をしてしまっている私でも、その一部として受け入れてくれる。 自然は良いね。 そんな自然が大好きだよ。 そよぐ風。照る太陽。さざめく木々。囀る鳥。スポーツに精を出す人達の活気。みんな生きることを楽しそうにしている。 木桶に入ってる生首だって。 ・・・なまくび?。 視界の隅に何かがいた気はする。 ふと私の左側、ベンチの上を見ると、水色の短いツインテールの生首がニコリと笑っていた。 驚いて反射的に右側に寄って離れてしまう。 その生首はニコニコした表情で、木桶の中からまだこっちを見ている。 よく見ればカワイイ、その顔を思い出した。 生首じゃなくて、これはゆっくりだ。しかも割りと珍しいきすめというゆっくり。 昔、ゆっくりが好きな弟がゆっくりの図鑑を見てこのゆっくりが欲しい欲しいと母にねだっていた。もちろん却下だよ。 きすめはしばらく私の方を見ていたけど、突然木桶に目線を伏せてしまった。 まるで何かから隠れるように。 「ゆぅ? にんげんさんがれいむたちのゆっくりプレイスをひとりじめしてるよ!」 「みょん」 「きりすてごめんなんだねーわかるよー」 「いなかもののにんげんさんははやくどいてよね!」 きすめとはまた違う。 というか、無駄によく見かけるゆっくりが後ろから四つ来た。 露骨に顔をしかめてうざったい顔で因縁つけるようなれいむ。 なんかよくわからない白玉が周りを回っている愚直バカようむ。 ようむの通訳みたいなことをしている知ったかぶりのちぇん。 作ったようなツンデレが実にムカつくぶりっこありす。 善良なゆっくりには優しく、不良ゆっくりに対して厳しいこの街では、増長するようなゆっくりは何年も前から駆除されているはず。 だけど、やっぱり全体で半分以上を占める不良ゆっくりを全滅させるのは難しいみたい。 それにしても酷い話だよね。 公共物であるベンチを自分達がゆっくりするためだけに占領しようとするなんて。譲り合いの精神どこ行った。 人間でもそういう人がいるから、ああ嫌だ嫌だ。 そういうのがいるから、世の中悪い方へ転がっていくんだよ。 ああ、久しぶりに不良ゆっくり虐待の血が騒いで来た。言葉攻めのぬる虐めから、不良親子虐待。 はては学生の頃には、北海道まで遠征してドゲスゆっくりを狩ってたりしてたなぁ。 ああ、懐かしい懐かしい。・・・いや、私まだ20代だけどね。まだ後半戦の20代だけどね! 昔に思いを馳せていると、ゆっくりどもが嘲笑しはじめる。 「ばばあはゆっくりせずにれいむたちのゆっくりプレイスからでていってね!! ゆっくりしてるから、ばばあなんだよ」 「みょん」 「こじわなんだねーわかるよー」 「おばさんはいなかものなのね。ゆふふ」 年増と申したか。OK。望みどおり殺して解して並べて揃えて晒してやんよ・・・・。 まずはこいつらの髪飾りを奪ってやろうとベンチから立ち上がりかけると、さっきまで木桶に隠れていたきすめが木桶ごとジャンプして前に躍り出た。 ・・・どう動いてんだろう。スィーみたいなもんかな? きすめを見たれいむ達は、揃えて首をかしげる。 面識がないのか。見たことないのか。 よく分からないというような顔をしているゆっくりどもを気にせず、きすめは木桶からひょっこり顔を出して、 「ぼむふぁいあ!」 口から白ワインのような液体が吹き出てれいむ達の飾りにふりかかったかと思うと、その表面から青白い炎が溢れ出した。 当然、れいむたちの飾りは焼け焦げて灰に。 「ゆぎゅいいぃいぃぃぁあああ!!!」 「みょみょみょみょみょ」 「はんりょうがががっていってるんだねーわからない! ちぇんにはなんにもわからないようううぅぅ!?」 「ありずのどがいはなかみのげざんがああぁぁまりさのぎらわれるうぅぅぅ」 結局、飾りごと髪の毛までやけて綺麗に饅頭のように、醜く禿げた。 あ。ありすは、カチューシャだから焼けないのね。なるほど。 ギャーギャー泣いてるゆっくり達に間髪入れずにきすめは木桶ごとジャンプして、真上へ。 「うえからくるよ! きをつけて!」 気をつけてとか言う割りには瀕死のゆっくり達には避けようもない速度で、木桶がれいむの脳天へ。 断末魔の叫びをあげることもなく、れいむは粉砕された。 そこからホップステップジャンプの要領でようむ、みょん、ありすも圧殺。 木桶がベンチに着地した頃には土の上には、粗末にした甘味の花が咲いていた。まぁ、要するにれいむ達を殺っちゃったよこの子。 今までの行動をなんとなく見てた私に対して、きすめはまたさっきのようにニコリと笑う。 ・・・。 少し見つめあった後、試しに言ってみる。 「ゆっくりしていってね」 「せっかくだからゆっくりしていってね!!!」 いろいろきすめと語りあったけど、日も暮れてしまったから今日は帰ることにする。 ん? 本当は森林散策するつもりだったんだけどねぇ・・・。まぁ、良いか。 きすめはどこに住んでいるのかと聞くと、ベンチのすぐ隣の木の上だという。 眺めていると、葉っぱの間からちんまい焦げ茶のリボンをつけたゆっくりが出てきた。 そのゆっくりは、口から糸を吐き出してきすめの桶の中に当てるとそうめんを啜るようにして、きすめを桶ごとひっぱりあげて木の中へ消えてしまった。 きすめの安心しきってた顔を見る限り、恋人か何からしい。うらやましいね。 また来週来る事も決めたし。明日から一週間仕事頑張ろうかな。 そう思いながら家路に着いたなかなか有意義な休日でした。まる。 アトガキ ヤマメとキスメの関係が実はよく分かりません。1面の中ボスとボス? ということでさっと書いてみました。きすめ。 軽いスペックをば。 ・木桶が飾り ・やまめとよく番になる。 ・ぼむふぁいあ!とか言いながら、可燃性の液体を出す。火がつく理由は良く分かりません。 ・木桶はスィーと同じで、思い込み力で動く。 ・中身はウイスキーボンボンだと思いたい。 やまめは個人的に生キャラメルだと思ってます。で、糸は綿飴。でも、生きている間は糸は蜘蛛の糸。 俺設定で、ゆっくりを構成するものはゆっくりが生きている時点では甘い物じゃなくてそれそのもの。 要するに、ゆっくりが生きてれば髪は髪で飾りは飾り。です。あ、でも贓物はご都合主義で餡子でお願いします。 思い込み力は大統力と思えば万事、解決。 きすめの掛け声は分かる人には分かります。多分。キスメの元ネタの釣瓶落としググッたらこれしかない! と思いました。 もう、小ネタ作家になれるように頑張るとやまめに誓います。はい。 ご読了ありがとうございました。 【妄想で書いたもの】 かり ・ふたば系ゆっくりいじめ 963 ト● ・ふたば系ゆっくりいじめ 990 くちばしにチェリー ・ふたば系ゆっくりいじめ 1000 デスクトップガジェット ・ふたば系ゆっくりいじめ 1018 ゆっくりつくーる ・ふたば系ゆっくりいじめ 1054 夢想天生 ・ふたば系ゆっくりいじめ 1064 スペクタクルスパイダーウーマン ・ふたば系ゆっくりいじめ 1091 つるべおとし どろわ ・つんつんつんつくつんつくつんつん ぬえ ・山女って可愛いよね トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 零崎ネタがww -- 2013-10-23 21 56 05 越前w -- 2011-10-15 16 09 19 キスメちゃんいいこいいこ -- 2010-12-16 18 28 40
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1924.html
藪の中から 12KB 虐待-普通 野良ゆ ゲスやでいぶより、自分はこの手のゆっくりが癇に障ります 友人と待ち合わせしている男の前に、ゆっくりが現れた。 道を挟んだ向こうの薮の中から出てきたようだ。 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね!」 れいむとまりさ。 一番ポピュラーかつ面白味のない二匹だ。 男はその挨拶を無視した。視線を合わせる気すらなかった。野良のゆっくりに関わるとろくな事がないからだ。 関わるくらいならいっそ潰してしまえ。ただし加工所に後始末を頼め。 この地域のそんなルールを、男は心得ていた。 これが他のゆっくり――例えばありすやぱちゅりーだったとしても、もちろん同じことだ。 しかし、もし万が一相手が希少種だった場合はすぐに捕まえるべきだ。 そして飼うなり売り飛ばすなり、虐待するなり好きにしろ――これも地域のルールだった。 男とゆっくりの間を、若い女が通りすぎていった。 彼女がゆっくりに向けて侮蔑の視線を送ったのを、男は見た。 「ゆっくりしていってね! れいむはれいむだよ!」 「ゆっくりしていってね! まりさはまりさだよ!」 自己紹介なんてしてもらわなくて結構だ。おまえらと仲良くする気なんてない。 そんな意味を込めて男は、ちっ、と舌打ちした。 それにしても――なんだってこいつらは、見ればわかることをいちいち口に出すんだろう。 今まで幾度となく考えた事だが、もちろん答えはわからない。 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね!」 返事を期待しているのだろう。じっと見つめてくるが、男はあくまでも無視する。 「ゆっくり! していってね!」 「ゆっくり! していってね!」 ――しつこいな。 男は苛立った。 つくづく思う。相手をしてもしなくても他人を苛立たせる存在だ。 普段ならば、無視していれば適当な所で帰ってくれるものなのだが――。 「むしだってさ!」 「おお、こわいこわい」 二匹が初めて「ゆっくり」以外の言葉を発する。 あまりにも癇に障るその言いぐさに、男はついゆっくりの方を見てしまった。 「ゆっくりにらみつけたよ!」 「おお、こわいこわい」 二匹はそう言ってニヤニヤ笑う。人の神経を逆撫でして逆撫でして、それでもあまりある表情だ。 男の頭と腹の中が一瞬で熱くなった。 目の前にいるゆっくりは今時珍しいタイプなのかも知れないと、男は思った。 現在のゆっくりは語彙も表情も豊富で、人間ともそれなりの会話ができる。 もっとも、相変わらず話の通じないことも多いし、その存在を含めて常識外れなのは変わらないのだが――。 しかし最初期の、この世に発生した直後のゆっくりは、それこそ「ゆっくりしていってね!」くらいしかまともに話すことができなかった。 表情もニヤニヤと人をバカにしたようなもので固定だ。 うれしい時はうれしそうに「ゆっくりー!」だし、苦しい時もうれしそうに「ゆっくりー!」だ。 たとえ死にそうな時でもそれは変わらない。うれしそうに「ゆっくりー!」と死んでいく。 同じ口調の同じ言葉でも、ゆっくりはゆっくりなりの独特の微妙なニュアンスを表現していた――らしい、としか人間には言えない。 ゆっくり以外の生物にはとうてい理解不能な感情表現だった。それは正しく「単なる鳴き声」だ。 そして、 「あくまでもむしだってさ!」 「おお、こわいこわい」 その言動から察するに、男の目の前にいる二匹は初期と現在、その過渡期にあったゆっくりに近いと言える。 進化――などと男は言いたくなかったが――途中の矮小な餡子脳では、感情と表情の処理が追いつかなかったのだろう。 かろうじて「ゆっくり」以外の言葉を発するようにはなったものの、感情の表現はとても十分とは言えなかった。 相変わらず、どんな時でも笑みを浮かべている。 さらに決定的に語彙が足りないから始末に終えない。とにかく何を考えているのか、何を言いたいのかがわからないのだ。 例えば先ほどの「あくまでもむしだってさ!」を今のゆっくり風に訳すなら「れいむたちをむししないでえええええ!」なのかもしれない。 「おお、こわいこわい」は「ゆんやあ! まりさこわいんだぜえええええ!」なのかもしれない。 同じゆっくり相手ならまだしも、人間にこれを理解しろというのは無茶だろう。 なまじ増えた語彙は「単なる鳴き声」という概念を忘れさせ、ともすれば人間に「ひょっとしたら意思の疎通ができるのではないか?」という錯覚を抱かせた。 そう思って話しかけても、返ってくるのはもれなくニヤニヤヅラをともなった、何とも要領を得ない返答――。 これに腹を立てる人間は少なくなかった。いや、非常に多かった。 いわゆる『虐待お兄さん』なる存在が確認され始めたのがちょうどこの過渡期だったことからも、それはよくわかるだろう。 「ゲラゲラゲラ!」 「ゲラゲラゲラ!」 こいつら――。 なぜか大爆笑しているれいむとまりさを前に、男も今、腹を立てていた。 男もご多分に漏れず――特別『虐待お兄さん』というわけではなかったが――この種のゆっくりが大嫌いだった。 おそらく以前より嫌悪感は強くなっている。 それなりの会話が可能になっている今のゆっくりに馴染んでしまった分、その腹立たしくふてぶてしい態度が一層際だって見えるからだ。 単なる先祖帰りなのか、それとも単にバカにしているのか、その辺りの判断がつかない所も質が悪い。 確かに『ゲス』や『れいぱー』、『しんぐるまざー』など、真に害悪と呼べるゆっくりは現在の方が多いだろう。男もそれは理解している。 自分勝手なのも重々承知しているが、この嫌悪感は理屈ではないのだ。 「だんまりだってさ!」 「おお、しずかしずか」 二匹には目の前から消えてもらうことにした。無視を決め込もうとしたが仕方ない。 待ちぼうけを食わされていることもあり、男は少々虫の居所が悪かった。 男はその場で、どんっ、と足を踏みならした。所詮はゆっくり、恐がって逃げると思ったのだ。 しかしその考えは甘かった。 「どんっ! だってさ!」 「おお、びっくりびっくり」 一瞬ビクッとしたものの、その場から動くことはせず、相変わらずニヤニヤしている。 ひょっとしたら恐くて足がすくんでいるのかもしれないが――その言葉と表情からはまったく読みとれない。 読みとれないので、男はとりあえず石を投げてみることにした。足もとの小石を拾い、下手投げで二匹の前に軽く放る。 二匹はやはり体をビクッとさせつつ、 「いしをなげたよ!」 「おお、こわいこわい」 なおも笑っている。 面倒なので当ててやろう。男は小石を二個、立て続けに投げた。今度は上からだ。――見事命中。 「ゆっくりいたいよ!」 「ゆっくりやめてね!」 言葉に反して、その表情と口調はあくまで不敵だ。挑発的とも言える。 あたかも「にやにやにや、いたいよにんげんさ~ん」、「やめてよ~う、へらへらへら」と、男をあざ笑っているかのようだ。 いや、あざ笑っているのだ。そうに違いない。 勝手に確信した男はさらに小石を見舞った。幸い砂利道なので、小石には事欠かない。 鷲掴みにした小石を何度も何度もぶつけると、やがて二匹は、 「やめでねっ! いだいよっ! ゆっぐりでぎないよっ!」 「やめであげでねっ! れいぶがいだがっでるよっ! まりざもいだいよっ!」 苦しそうに――とはとても言いがたい、涙こそ流しているが、むしろ楽しそうな声で呻きはじめた。 「れんぞぐでなげでぐるよ!!」 「おお、いだいいだい!」 いつの間にか、れいむの右目は潰れ、まりさの口からは餡子が漏れだしている。 それを確認して、男は手を止めた。二匹がこれからどんな反応を示すのか見てみたかったのだ。 すると二匹は、 「ゆっぐりざぜでね! れいぶをゆっぐりざぜでね!」 「ゆっぐりざぜでね! まりざをゆっぐりざぜでね!」 と、怪我のためか幾分ぎこちない足取りで男に近づいてきた。 傷ついていようが死にかけていようが、あくまでも笑顔だ。 「ゆっぐり! ゆっぐり!」 「ゆっぐり! ゆっぐり!」 文字どおりゆっくりと近づいてくる。男は「ゾンビー」という言葉を思い出した。 薮の中に逃げ帰ればいいのに、なぜそうしないのか。 ひょっとしたら命乞いのつもりなのかも知れない。下手に逃げるより、助けてもらった方が賢明だと思っているのだろうか。 今のゆっくりなら、さしずめ「ごべんだざい! ゆるじでぐだざい!」とでも言うだろう。――もっとも、これも鳴き声なのだが。 二匹はついに男の足元にまで来た。 「あいさつしたけっかがこれだよ!」 「ごらんのありさまだよ!」 ところどころ表皮が破れ、また黒ずんでいる二匹の、その「ぜんぜんきいていないよ! ばーかばーか!」とでも言わんばかりの表情と口調に、男の体が反射的に動いた。 まず、れいむを蹴った。 「おそらをとんでいるみたい!」という楽しそうな声を発しながら、れいむは薮の中に消えた。 続いて「ゆゆうっ! れいぶうううう!!」と涙を流しながら笑っているまりさも、薮の中に蹴り込んだ。 その際、まりさが「おびょらおっ!」という意味不明な声を発したのは、これは男の爪先が口にめり込んでいたためだ。 「ふうっ!」 男は短く息を吐いた。 ここまでする気はなかったのだが、ついやりすぎてしまった。 あの手のゆっくりはどうにも駄目だ。 まだ腹の虫が納まらない。靴の先についた餡子を見て、さらに頭に血が上りそうになった。 友人がやってきたら、少し八つ当たりしてやろうか。約束に遅れているんだ。たまには多少強めに出ても構わないだろう。 男は自分にそう言い聞かせて、気を鎮めた。 薮の中から、またれいむとまりさが現れた。 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね!」 先ほどの二匹と同じ表情、同じ口調。違うのは小綺麗になったその体くらいだ。 男は思わず、痛めつけた二匹が薮の中で風呂にでも入って、それからまた外に出てきたのかと錯覚しそうになった。 「ゆっくりしていってね! まりさはまりさだよ!」 「ゆっくりしていってね! れいむはれいむだよ!」 違うところがもう一つあった。声を発する順番だ。 先ほどとは逆に、最初にまりさ、次にれいむという順になっている。 「むしだってさ!」 「おお、こわいこわい」 問答無用だ。 男はまりさに向かって石を投げた。石は、汚い帽子のつばに当たった。 つばの奥から、まりさはニヤけた視線を男に送っている。 「もんどうむようだってさ!」 「おお、やばんやばん」 れいむに石を投げると、これは眉間のあたりに直撃した。 れいむの体が後ろにのけぞる。 「のうてんちょくげきだね!」 「おお、いだいいだい」 とても痛がっているとは思えない口調と表情だ。 キリッとつり上がった眉毛に、不敵な笑みをたたえた口元。 今まさに危険が迫っているというのに、なんでこうも自信に満ち満ちているのだろうか。 これが潰れた饅頭生首でなかったら、むしろかっこいいとさえ言えるかも知れない。 何となくムカついたので、男は先ほどと同じく石つぶての雨をお見舞いしてやる。 「いだいっ! いだいよっ!」 「ゆっぐりでぎないっ! ゆっぐりでぎないよっ!」 二匹は涙を流しながら笑って――すでに爆笑に近い声をあげている。 近づいてきたら今度も蹴飛ばしてやろうと思っていたのだが、二匹は自分から薮の中に戻っていった。 その際も、 「とんだにんげんさんだね! ゲラゲラゲラ!」 「ゆっくりできないね! ゲラゲラゲラ!」 神経に障る捨て台詞を忘れない。 語彙と表情が致命的なまでに欠落しているだけで、必ずしも悪意を持っているわけではないとはわかっている。 それでも、腹の底がどんどん熱くなっていくのを、男は感じていた。 予感はあった。 薮の中から、三度れいむとまりさが姿を現した。 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね!」 また鳴き声の順番が変わっているが、そんなことはどうでもよかった。 「ゆっくり――」 鳴き終わる前に男はれいむに近づき、おもむろに踏みつけた。 「じでびゅっ!?」 れいむの目から口から、あにゃるから吹き出す餡子で、男のズボンや靴が汚れたが、それすら気にならなかった。 「もっどゆっぐり」 その断末魔を遮るように、男は二度三度とれいむを踏み続ける。 目が潰れ、揉み上げがちぎれ、赤いリボンは頭皮と髪の毛ごと地面に落ちる。 「れいぶううううううう!?」 まりさの楽しそうな絶叫が響く中、れいむは静かになった。 男は餡子まみれの足をれいむから上げ、まりさを見た。 まりさはニヤニヤしながら男を見上げ、涙を流している。 人を小馬鹿にしたような、それでいて媚びているような笑みだ。 「ぎゃくさつだってさ!」 男はまりさの帽子をつまみ上げた。 「おぼうしさんっ!? ゆっくりできないっ!」 帽子を追うように飛び跳ねるまりさの横っ面を思いきり蹴った。サッカーで言うボレーシュートの格好だ。 「おそらをとんでいるみたい!」 低い軌道で宙を舞ったまりさは、顔面から地面に激突し、そのまま砂利道を滑った。 男はまりさに近づく。帽子はすでに薮の中に放った。 うつ伏せになっているまりさを足で蹴り起こしてやる。 まりさの顔面はところどころ破れ、餡子がこぼれ出している。砂利に激しくこすられたのだ。無理もない。 「ゆっぐりじでいっでね!」 それでもなお笑っているまりさの顔面を、男は一息で踏み抜いた。 断末魔の定型句は聞こえなかった。口が潰れているからだ。 その代わりとばかりに、まりさは尻を二度三度振って、そして動かなくなった。 少し気が晴れて、ふう、と息を吐いた男に、 「よう、兄ちゃん、やってんなあ!」 見知らぬ中年男が声をかけてきた。 男は愛想笑いを浮かべた。 野良ゆっくりを潰す人間など、この辺では珍しくもないが、ムキになったところを見られて決まりが悪くなったのだ。 「その薮の中、ゆっくりの野郎がいっぱい住み着いちゃってなあ」 中年男は苦虫を噛み潰したような顔で言い、「希少種ならまだしも」と付け加えた。 「そのうち加工所に連絡しようと思ってたトコなんだよ――ほら、あそこにもいた」 中年男が指差す方を見ると、四組目のれいむとまりさがいた。 男は早足でゆっくりに近づき、勢いそのまま、二匹を薮の中に蹴り込んだ。 「おそらをとんでいるみたい!」 「おそらをとんでいるみたい!」 そして自分自身も薮の中に飛び込む。 ズボンや靴だけでなく、上着や顔も餡子まみれになってしまうだろうが、もうどうでもいい。 友人との待ち合わせも関係ない。 「兄ちゃん! 終わる頃になったら加工所に後始末頼んでやっからよ!」 背後から聞こえる楽しそうな中年男の声に、男は一言、 「ヒャッハー!」 とだけ応えた。 (了) 今回から「藪あき」を名乗らせていただきます。 コンゴトモヨロシク…… 以前書いたもの…… ふたば系ゆっくりいじめ 525 犬 ふたば系ゆっくりいじめ 532 川原の一家 ふたば系ゆっくりいじめ 554 ゴキブリ(前編) ふたば系ゆっくりいじめ 555 ゴキブリ(後編) ふたば系ゆっくりいじめ 569 ねとられいむ ふたば系ゆっくりいじめ 622 格子越しの情景 ふたば系ゆっくりいじめ 654 奇跡の朝に ふたば系ゆっくりいじめ 715 下拵え ふたば系ゆっくりいじめ 729 ある日の公園で ~the Marisas and men~ ふたば系ゆっくりいじめ 740 彼女はそこにいた ふたば系ゆっくりいじめ 759 Eyes ふたば系ゆっくりいじめ 780 そして扉は閉ざされた 挿絵 by車田あき トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 「おお、○○、○○」ってきめぇ丸専用の語彙だと思ってたわ -- 2011-07-24 01 21 27 絵、未完成じゃね? -- 2011-01-21 22 13 24 なんか絵が…あんまり話と関係無い希ガス -- 2010-09-05 01 23 13 お兄さん沸点が低いな。 -- 2010-07-11 01 35 10
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/2202.html
夢想天生 6KB 虐待-いじめ ギャグ 小ネタ 理不尽 飼いゆ 現代 独自設定 オチなんてなかった・・・ひな祭りですね ・7回目 ・普通種 ・非想天則の3回戦目で決めるとテーレッテー ・虐めません。 ・でも、殺っちゃいます。 ・ていうかSSじゃない。 ・ヨロシクオネガイシマス 『夢想天生』 ゆっくりひな壇というものがある。 それぞれの人形を品種改良されておとなしくなったゆっくりに挿げ替えたものだ。 男雛にけーね。女雛にもこう。 三人官女にはかなこ、さなえ、すわこ。 五人囃子はそれぞれ太鼓=ゆうぎ 大皮=れてぃ 小鼓=すいか 笛=ぱるすぃ 謡=みすてぃー 随身である左随臣は、めーりん。右隋臣はさくや。 仕丁はめるらん。るなさ。りりか。 コストが高いのと希少種だらけのせいか、加工場製のものだとウン十万はくだらない。 なので、友人と共に集められる通常種のゆっくりを集めて、姪っ子のひな壇を作ってみた。 反応は上々で、姪っ子は小学校の友達も集めてわいわいやって楽しんでいる。 残念ながら、ゆっくり達はおとなしくひな壇におさまってる訳はなく、写真を撮ってすぐ、ひな壇から降りてしまった。 けどまぁ、姪っ子達に触られてご満悦だったり、ひなあられ貰ったりして楽しそうだからこれはこれでいいか。 酒をちびちび飲みながらそれを見ていると、協力してくれた友人がとっくりを持ってこちらへやってきた。 「とっくりって・・・」 「熱燗じゃないと酒飲めなくてね・・・ま、それはともかく。良いねぇこういうの。華がある」 「ありがとうな。ゆっくり集めてくれて」 「気にすんな気にすんなきもちわりぃ・・・。ゆっくりなんて店にいくらでいるからね」 「ペットショップってそんなもんなのか?」 「不況の煽りで売れ行き落ちてきて、処分待ちが結構いるのさ。ゆっくりは特に」 「あのゆっくり達もか・・・」 姪っ子に櫛で髪を梳いてもらうまりさが見える。 「そういうこと。悲しいよねぇ・・・」 友人は、とっくりの酒がなくなったのか軽く振りながら赤ら顔で呟く。 「せっかく人間様とお友達になれるように改良された結果が、飼い主が見つからず死んでいくペットもいれば飽きられて捨てられるペットもいるってのは」 「ゆっくりに限らずか・・・」 「そういうことさぁ。ペットは捨てられたらこの先生きのこれない。ペットってのは、そういう生き物と割り切れば楽かもしれんがね」 「重いな・・・」 「酒のせいだねぇ。まぁ、ともかく楽しそうで何よりだ」 「終わったあと、ゆっくり達はどうするんだ?」 「どうせ、店に戻してもダメそうだからあの子らにあげるかねぇ。お前もいる?」 「やめとく」 「そうかい。いやぁ~。絶景かな絶景かな」 「ロリコンめ・・・」 「シスコンに言われたかないねぇ・・・」 姪っ子はしゃぎ疲れたのか友達が帰ったあと、寝てしまった。 姉貴と義兄は買い物に行くというので、俺が留守番だ。 はだけている毛布をかけ直してやって、寝顔に微笑ましい気持ちになっていると、ふと何かが聞こえてきた。 「ゆっくりしていってね!!!」 庭の方を見てみると、姪っ子が飼うと言っていたまりさが、何もない空間に話かけていた。 「いいおうただね」 「ゆふふ~てれるよ!」 「そうだよ! にんげんさんはとってもいいひとだよ!」 ・・・大丈夫だろうか。いろんな意味で。 なんとなくこのまりさを飼う姪っ子が心配になったので、話しかけてみる。 「まりさ。誰と話してるんだ?」 「ゆっ! おにいさん。このことだよ!」 「このこ・・?」 まりさがおさげで指す空間には土しかない。 「何もいないじゃないか」 「そんなことないよ! ほら、すごくゆっくりしてるよ」 ・・・幻覚? いや、どうだろう。このまりさはからかってるのか? 後で、「うそついてごめんね!」とか言うつもりだろうか。 とりあえず、姪っ子の手前、野良と違い潰す訳にもいかないから、調子を合わせてみる。 「あー・・・あーあー。いるな。えーと、その、なんだ。ありすが」 「ちがうよ! すごくゆっくりしたれいむだよ。おにいさんまりさをからかわないでね!」 れいむらしい。やっぱり何も見えない。 「あー・・・そうか。ごめんごめん。でも、あれだ。今、姪が寝てるからあんまり騒がないで欲しいな」 「ゆっ・・・ごめんなさい・・・」 しょんぼりとしながら、まりさは縁側に向かう。 「あ、ちょっと待っとけ。足ふいてやるから」 「おねがいするよ!」 まりさを持ち上げて、縁側にあらかじめ用意しといたタオルで底部をふいてやる。 「れいむもお願いね!」 お願いされた。けど、どこにいるのか分からない。 「ゆっ! れいむ駄目だよ! あんよをちゃんと拭かないとゆっくりできないよ!」 まりさが叫ぶと同時に、何もない廊下に、突然土が丸いスタンプのように付いた。 少なからず、驚いてしまう。 「ゆぅ・・・まりさもあやまるよ。おにいさんごめんなさい・・・」 「あー・・いや、うん。気にするな」 見えないゆっくり。・・・新種? まりさを床に置いてやり、こちらを向かせる。 「なぁ、まりさ」 「ゆっ?」 「れいむにこっちに来るように言ってくれないか。拭いてやらないと」 「・・・おにいさん。かおがこわいよ」 「気にするな気にするな。ほら、呼んで呼んで」 「ゆぅ・・・れいむ。ゆっくりこっちにきてね!」 数秒の間の後、等間隔で廊下に五個のスタンプが付くと、胡坐をかいた足を何かがつっつく感触。 「えーと・・・この辺り?」 なんとなく、その感触のある空間を握ってみる。 「やめてあげてね! もみあげさんはちがうよ!」 「あ、そうか」 「そこはりぼんさんだよ!」 「んじゃ、ここ」 「そこはおめめでしょおおぉぉぉ!?」 「よし。じゃあ」 「おくちのなかやべであげでえぇぇ!!!」 といわれても、感触がないんだからしょうがない。 「なぁ、まりさ。本当にれいむいるのか?」 「なにいってるの! ここにいるでしょおおおぉぉ!?」 「まったくわからん」 「れいむう・・・えいえんにゆっくりしちゃだめだよ・・・」 どうやら、殺してしまったようだ。 おお、れいむ。しんでしまうとはなさけない。 まぁ、やっぱり見えないんだけど。 後日、友人に話してみると。 それは、夢想天生と呼ばれる一部のれいむだけが使える自衛の行動らしい。 原理は分からないが、ゆっくりにはその姿が見えて、人間や動物には見えなくなるそれは、安全かといえばそうではない。 姿が見えないということは、車も人も獣も気にすることなくぶつかってくる。 所詮、饅頭程度の耐性しかない野良ゆっくりでは、その質量に耐えることもできずに、餡子を撒き散らして死ぬしかないのだ。 落ち込んでいる自分に友人は、レアと言えばレアだが、夕立に降られた程度のレアだから気にするなとよく分からないフォローをしてくれた。 また夢想天生を使うれいむに会えるだろうか。 今度こそは、ちゃんと触ってやろうと思う。 無透明な透明人間状態。 人、之を夢想天生と呼ぶ。 アトガキ 冒頭いらないと自分でも思うけど、ひな祭りだから仕方ないね。 鍵山さんちの雛ちゃんを書きたかったけど、書けなかったから仕方ないね。 ということで、書いてみました。男の自分にはひな祭りは縁遠い・・・。 こう、なんですかね。見えないのと見られないのは違うというかなんと言いますか。 我、思う。故に我、在りも。観測する他者がいないと意味がないっていうような言葉あった気がします。 アイデア倒ればっかり書いてますあはは・・・。 ご読了ありがとうございました。 【妄想で書いたもの】 かり ・ふたば系ゆっくりいじめ 963 ト● ・ふたば系ゆっくりいじめ 990 くちばしにチェリー ・ふたば系ゆっくりいじめ 1000 デスクトップガジェット ・ふたば系ゆっくりいじめ 1018 ゆっくりつくーる ・ふたば系ゆっくりいじめ 1054 夢想天生 どろわ ・つんつんつんつくつんつくつんつん ぬえ ・山女って可愛いよね トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る このれいむはケン○ロウ -- 2013-01-02 07 48 53 北○神拳の前には死あるのみ・・・ -- 2011-07-07 08 52 31 次は二重結界で。 -- 2010-07-08 05 49 31 微妙に役に立たなさそうな辺りが面白そうな設定 -- 2010-06-10 00 15 30 作者別 -- 2010-03-27 20 08 28
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1855.html
一週間 27KB 虐待-普通 制裁 ゲス 透明な箱 現代 虐待人間 今回は普通に(?)ゆ虐してみました。 俺は虐待鬼威参。 月曜日は嫌になる。これから一週間が始まると思うと気が乗らない。 憂鬱を吹き飛ばしてくれるコ○ラさんも居なるわけもなし。 そんな事を考えて出勤する、毎度の事だが何か良いアイディアはないか? で、思いついたのが曜日ごとにテーマを決めてゆ虐をする、という事だった。 在り来たりかもしれないが、何もないよりは幾らかマシである。 いろいろ考えながら仕事をしていたら、あっという間に月曜日は終わってしまった。 月曜日 月、つき、ツキ…月を使ってゆ虐なんて出来ないし… 早速行き詰ってしまった。 まてよ、月が使えないなら月に送ってしまえば良いじゃないか。 「というわけで、お前ら今から月に行って来い!!」 「どういうわけなのぉぉぉぉぉ?!!!」 これは帰り道で見かけた(探した)シングルマザー、親れいむと赤れいむ2匹だ。 こいつらがどうして野良をやっているかは知らないが、まあ、性格の問題もあるだろう。 そんなこいつらを有効利用することにする。 季節はまだ秋といった所、ちょうど欠けたお月様が美しい。ここは川原の土手なので風が気持ち良い。 まずは赤れいむ1匹を虐待用に買っておいた打ち上げ花火(一発物タイプ)の上にボンドで固定する。 「ゆんやぁぁぁ!あんよがうぎょきゃないよぉぉぉぉ!!」 「おちびちゃんになにするのぉぉぉ!くそにんげんはおちびちゃんにあやまってねぇぇぇ!!!」 「これかられいむちゃんは、お月様に向かって飛んで行くんだよ、ゆっくり理解してね」 そう言って花火に点火する。 邪魔が入らないように親れいむを足で押さえ、赤れいむの残りを指で摘み上げておく。 何が起こるかも解らないくせに、騒ぎ立てるれいむ達。 これは記念すべき第一歩だ、ゆっくりの夜明けだ。 シュルルルルル……ポン!………ドンッ!パラパラパラパラッ 「?!」 一瞬の事で何が何だか解らなかった。 しばらくするとおそらく赤れいむの物だったのだろう、リボンの残骸がヒラヒラ舞い降りてきた。 れいむ親子はいきなりの音と光に呆気に取られて硬直している。 ぽかんとした間抜け面をさらす親子、それを照らす月明かり…風情があるな。 「なにがおこったのぉぉぉぉぉぉ?!!おちびちゃんはどこへいったのぉぉぉぉ??!!」 「おねーしゃんがいないよぉぉぉ!?ゆんやぁぁぁぁぁ!!!」 「俺に言われても解らん、いったい何がどうなったのやら?」 「なにいってるのぉぉぉぉ!!じじいがなにかしたにきまってるでしょぉぉぉぉぉ!!」 一応母性(笑)というやつがあるのか、必死に騒ぐ親れいむ。 おかげでかなり満足してしまった、月曜の憂鬱が赤れいむと一緒に文字通り吹っ飛んでしまったのだ。 はっきり言って、もうこいつらはどうでも良いんだが…… 俺はこの町を愛する鬼威参、町の美化に協力せねばなるまい。 先ほどの赤れいむは砕け散ったようだが、それで諦めてしまっては砕けたれいむに申し訳がない。 先人達の失敗があるから成功があるのだ。 「まあ、お前らも月に行って来てくれ!」 「なにをするのぉぉぉ!おちびちゃんをはなせぇぇぇぇぇ!!!」 俺は赤れいむを摘み上げると、ロケット花火をあにゃるに挿入してボンドで固定した。 「ゆふんっ!れいみゅのあにゃるしゃんがへんじゃよぉぉぉ!いちゃうけじょきもちいいにょぉぉぉ!!」 「おひびちゃんになにじでるぅぅぅ!やべろくそじじぃぃぃぃ!!!」 これだけでは当然月になんか行ける訳がない。俺は残りのロケット花火を赤れいむに対角になるように紐で縛りつける。 念のためボンドでも固定しておく。導火線を長くし一本にまとめておく。 れいむ型ロケット2号の完成だ。 「お前の死は無駄にしない、安心して月に逝って来い!」 「やべろくそじじぃぃぃ!れいむのおちびちゃんをかえせぇぇぇぇ!!」 「いやじゃぁぁぁ!こりぇとっちぇぇぇぇ!!!」 親子の涙の別れも済ませた所で、導火線に火をつける。 人類の期待を乗せてカウントダウンといきたいところだが、今度は見逃さないに集中しよう。 どんどん短くなっていく導火線、纏められていた所が燃え尽きいよいよ個体ロケットブースターに点火だ。 ヒュヒュヒューーーーン! パーーーーーン!! 「おそらをとんでるみたい」すら言う間も与えず飛び去ったれいむ2号。 角度が悪かったのか、川の方へ飛び去り破裂した。 呆然とれいむ2号が飛び去っていった方角を見つめる親れいむ。 ショックだったのか、微かに震えているがいまだに硬直したままである。 月をバックにこの間抜け面の写真をとっておけばよかったかな? 「おぉぉちびちやぁぁぁぁぁぁぁぁんん!!!」 ようやく石化解除されたれいむが泣き叫ぶ、おちびちゃんの尊い犠牲に月夜に吼える。 実際のところ、本当に赤れいむが居なくなって泣いているのか怪しいところではあるが… …秋の長夜のゆ虐は絵になるな。 「ぐぞじじぃぃぃ!よぐもおじびじゃんをぉぉぉ!でいぶがじんぐるまざぁぁじゃなぐなっじゃっだでじょぉぉぉ!!」 もう十分堪能してしまったのだが、これも駆除しないと町の美観を損ねる。 どう処理しようか考えた挙句… そうだ、この方法なら月に届くぞ! それに気が付いた俺は、れいむを鷲づかみにして川に向かって放り投げる。 「よろこべれいむ!お前が月面到着ゆっくり第一号だ!!」 「はなぜぇぇぇぇ!!……おそらをぉぉぉぉん」ザッパーン! 醜い姿の月面着陸船は、水面に映った月に到着すると同時に水飛沫を上げ黒い夜の川に消えた。 しばらくもがいていたのか水面がゆれていたが、すぐに静寂が訪れる。 そこにはただ有明の月ぞ残れり…なんてね。 火曜日 昨日は上質なゆ虐を堪能したため、今日はより質の高いゆ虐をしたいのだが… 火、火を使った虐待は有り触れているからな。 そんな事を考えながら仕事をしていると、 「おーい、こっち来て野良を片付けてくれ」 どうやら、職場に野良ゆが紛れ込んでたようだ。 俺の職場の工場は、山のふもと近くにある工業団地の一角にある。 山が近いせいか、野生のゆっくりがそのまま野良化することが多いようだ。 食料はそれほど無いと思うのだが、住みやすいのか廃材を家にしたり閉鎖された工場内に進入してたりするらしい。 そういうわけで、この辺りではかなりの高確率でゆっくりに遭遇する。 工場内に野良ゆが紛れ込んできて仕事の邪魔をするので、定期的に排除しなくてはならない。 俺の勤めている工場の人間は、殆どがゆっくりをゴキブリくらいに思っているので、 駆除は専ら新人の俺が行う。人面で喋るゆっくりは、駆除するのを躊躇う人間も多いのだ。 俺は平気だけど。 そんなわけで、これから駆除を行うわけだが…… 作業を中断しようとして、ふと今持っていた物に目が留まる。 これは使えるな。 「きたないてでさわるんじゃないんだせぇぇ!はなせくそにんげん!」 汚い手、それもその筈だろう。素手で触るにはこのまりさは汚れ過ぎている。 なので作業用の手袋をつけたまま、まりさを掴み頭を逆さにして落ちない程度に、 潰れない程度に万力で固定する。 「いだぃぃぃ!やべるんだぜぇぇぇ!いまならゆるしてやるからさっさとこれをはずすんだぜぇぇ!!」 苦痛に顔を歪めるまりさ、汚いあんよ醜いあにゃるを必死によじり脱出を試みる。 俺は早速準備を始める事にする。使う道具はガス溶接機。 慣れた手つきですばやくガスに点火する。 勢いよく燃える赤い炎、これだけでも十分汚物は消毒ごっこが出来るのだが、それではただの火炎放射器。 酸素の量を調整していくと、赤い炎の色と形状が変化を始める。 色は赤から青く、青白く輝いていく。形は放射されていた物がだんだん小さく細くなっていく。 肉眼で見るのが少し眩しくなるほどの輝きに変わったそれを、ブリブリしているまりさのあんよに近づける。 「?!…………………ぎょべぼももぶがぼどぶべごごご…!!」 炎を当てた瞬間、炎より少し大きめに黒い丸が出来る。 余りの高温に即炭化してしまったまりさのあんよ、それもすぐに崩れ落ち餡がむき出しになる。 周囲には焦げっぽい甘い香りが立ち込める。 本来ならば、餡が漏れ出すのだろうが、餡も焦げ固まっているためそれが蓋となり餡の流出を防いでいる。 何をされたのか解らなかったのだろう、少し間があって解読不明な言語を撒き散らすまりさ。 目玉をひん剥き号泣するその姿は不細工極まりない。 痛みのためか恐怖のためか分からないが、しーしーまで撒き散らす始末。 本来なら鉄を溶接するための炎だ、熱くないわけが無いのだ。 「ぐびごぢぼぼげどどどごぼぼぼぼでぎげごぐぐぐ…!!!」 今だに凄まじい苦悶の呪詛を吐くまりさ。 今度はその汚らしいしーしー穴と、あにゃるに炎を当ててみる事にする。 「…?!のごべべべぐばごばごごごごご…!!!」 一瞬ビクリと反応した後、より一層大きく目を見開き身を震わす。 しーしー穴周は先ほどと同じく黒い水玉模様に変化した。水漏れの突貫工事も無事終了だ。 続いてあにゃるにも同様の処理を行う。これでもう二度とあにゃるが遣われることも無いだろう。 「なにやってるんだ君は?さっきから変な音が聞こえるんだが… なんだこれ!ぶっさいくなゆっくりだな…」 まりさの撒き散らす騒音を聞きつけ、職場の先輩が現れる。 俺は駆除もかねての実験と称して、この状況を説明する。 ためしに実演すると、必死に身をよじり苦しむまりさに何か感じるものがあったのだろう。 俺にもやらせろと加わってきた。まともに言葉も発することも出来なくもがき苦しむまりさ。 その様子を見て先輩の目の色が変わり始める。ゆ虐の楽しさを解ってもらえのだろうか? 「お前ら揃って何やってるんだ?今は休憩時間だって言うのに…」 「いまはおやつのじかんなんだよーわかるねー?」 そういって現れたのは、ここの親方と愛猫(?)のちぇんだ。 このちぇんは野良なのだが、猫好きな親方が可愛がっているので駆除を免れている。 甘やかされている性か最近ゲスの兆候が見られるのだった。 俺達は事情を説明すると、興味深そうに様子を見守る。 「ぼぐごごご!ぎゅべもも!ぼぼどど!ぶべぐぐぐ!!」 炎を当てられる度に増えていく黒い水玉模様、さながら新種のゆっくりのような姿だ。 もはや言葉すら忘れてしまったのではないかと思われるほど意味不明な叫び声を撒き散らす。 涙はもう枯れてしまったのか、先ほどから出なくなっていた。 「意外とこれは面白いな、新人に危険性を勉強させるのにもいいかもしれんな…」 親方のこの言葉のおかげで、このゆ虐は正式に認可された。 「ごわいよぉぉぉぉぉ!!わがらないよぉぉぉぉぉ!!!」 野良まりさのあまりの惨状を目の前にして、ゲス気味ちぇんが叫びを上げる。 親方がそれをなだめるが、この性でせっかく認可が下りたゆ虐が廃止されても困る。 俺はすかさずフォローに入る。 「ちぇん、怖がらなくていいよ。このまりさはゲスな野良だからこんな目にあっているんだよ。 ゆっくり出来ないゆっくりだからお仕置きをしてるんだ。こんな目に合うのは人間に汚い言葉を使ったり、 あまあま持って来いと要求したりする悪いゆっくりだけだよ、安心していいよ。」 そう言って俺はちぇんに怪しく微笑む、親方は俺の言葉に満足したのかそれに同意した。 ちぇんはガチガチ震え、涙としーしーを垂れ流していた。 これで少しはゲス治療になるだろうか?そんな事を考えている内に体中に黒い水玉の出来たまりさが完成した。 目と口は潰してない。髪は所々焦げており、円形脱毛されているところもある。全身から焦げた甘い匂いをはなっている。 もはや声も出ないのか、大きく目を開き歯を剥き出しガチガチ震えるのみだった。 「これでも生きているなんてすごいな、不思議生物だな、また駆除する時は教えてくれ」 「確かに生命力だけは凄いですね…意外と面白かったですか?」 「結構楽しかったかもしれない…」 先輩と俺は大満足。今日のゆ虐も大成功だ。 ちなみに万力から解放されたまりさは一応親方とちぇんに見せに行った。 親方は面白そうにまりさを見ると、空の植木鉢にまりさを入れて飾っていた。 さながらどこかの珍植物のようだ。ちぇんは恐怖に震えるだけだった。 水曜日 今日は水曜日、本日も仕事中に来訪者が現れる。 先輩に呼ばれて見に行けば、そこには親ありす、親まりさ、子ありす、子まりさの家族が居た。 「ゆっふっふ!またあたらしいどれいがきたのぜ!」 「はやくひざまづきなさい!とかいはなありすのどれいにしてあげるわ!」 「やい!そどれい!はやくあまあまもってくるのじぇ!」 「おとーさんたちはつよいのよ!はやくいうこときいたほうがみのためよ!」 言いたい放題のアホ一家。先輩はそれを見て嬉しそうにしている。 「昨日のあれ、またやってみるか?昨日と違う種類も居るし…」 乗ってきてくれるのは有難いが今日は水曜日、せっかくなので水を使いたい所なのだが… そう言って手に持っていたこれに気がつく。 これも水じゃないか… 「どがいば!!!あづいぃぃぃぃ!!!」 「ゆぼべぇへ!!ゆぎゃぁぁぁぁあ!!!」 水圧に耐え切れず吹っ飛ぶゲス夫妻、熱水を浴びた顔の一部が醜く垂れ下がる。 そう、今回使っているこれはスチーム洗浄器だ。 知らない人もいると思うので簡潔に説明すると、 これは熱水を高圧力で排出し頑固な油汚れ等を落とす洗浄器だ。 消防士が水を巻くのに使っているアレを思い浮かべてほしい。 水圧はあれほどではないが、吐き出されるのが水ではなく高温の熱水なのだ。 偉そうにしていたゲスが醜くうごめく様子に先輩も清掃に参加する。 「おちょーしゃん!おきゃーしゃん!ゆっくりしty…?!ゆごぼぶ!!」 「きょわいよぉぉぉ!!とかいはじゃにゃいわぁ…?!げぼごぼぼ!!」 先輩は子ゆっくりに向けて放水した。 熱水と水圧のコラボに耐え切れなかったのか一瞬で崩れ饅頭になる。 グズグズに溶けてしまった饅頭をさらに洗浄してみれば、あっという間に解けて流れ消えていく。 「子供は意外ともろいんだな…あっけ無かったな…」 「まあ、まだ親が残ってますし…一匹ずつやりますか?」 あっさりと崩れ落ちた子饅頭に少しがっかりした様子の先輩だったが、俺の言葉に目を輝かせる。 こんなに楽しそうに笑う先輩は初めて見た。俺と先輩は仲良く饅頭夫妻を分けることにした。 先輩はありす、おれはまりさを駆除することになり、再び洗浄を始める。 「やべでぇ!ぼごべぶ!!あづいばぼぼごべ!!」 熱水を浴びせられながらも器用に悲鳴を上げるありす。 顔は次第に垂れ下がっていき、自慢の金髪も流れ落ち始めている。 水圧に皮が負けカスタードが流れ出す様子はまるでふやけたシュークリームだ。 「なんだか、シュークリームが食べたくなった…」 先輩も同じことを考えていたようだ。 声も発することが出来なくなったありすは、そのまま溶けて流れていった。 もがき苦しんでいたまりさだったが、その様子を見ている内にどんどん青ざめていった。 「ごべんなざいぃぃ!まりざをゆるじでくだざいぃぃぃ!なんでぼじまずがらぁぁぁ!!」 「…どうしようかこれ?」 先輩の表情が曇り始める、普段怖そうなイメージがある先輩だが意外とやさしいのだ。 「気にしない方がいいですよ、こいつら訳も分からずに言ってるだけですし… これ、謝ってますけど何で謝ってるのか分かってないんですよ。ただの命乞いです。 生き延びる為にはなんでもする下衆な奴等なんですよ」 「…最低だな…情け無用か…腐った根性を洗い流してやってくれ」 俺は先輩の言葉にしたがいまりさの帽子目掛けて放水する。 帽子は簡単に吹っ飛びすぐに溶け出し磯のりのような物に変わっていく。 「ゆっぴぃぃ?!まりざのずできばおぼうじがぁぁぁぁ!!!」 変わり果てた帽子を必死になめているまりさ、当然そんなことで帽子が直る筈も無い。 知らない人が見れば、帽子無しゆっくりが号泣しながら磯のりを舐めているように見えるだろう。 俺はさらに帽子に熱水を浴びせる。磯のりとなったそれは流れに乗って排水溝に吸い込まれていった。 「ゆぎょわぁぁぁぁぁん?!おぼうじがながれていっじゃっだよぉぉぉぉ!!!」 ふと、視線に気がつく。遠くから俺達の様子を興味深そうに見守る親方とちぇん。 親方の口元が少し緩んでいるのと対照的にちぇんは号泣しながら震えていた。 「さあ?覚悟はいいかまりさ?安心しろ、きっと下水で溶けたお帽子と一緒に混ざり合えるよ」 「ゆががががが…」 俺は残された哀れなゴミ袋も綺麗に溶かし洗浄を終えた。 木曜日 今日は木曜日、木を使ってゆ虐してみたいんだが… 爪楊枝や割り箸を使うのも面白くないな。 そう考えていると先輩がなにやら大きめのポリバケツを運んできていた。 中身を見せてもらうと70?の容量いっぱいに木の削り粉が入っていた。 先輩はこれを花壇の肥料に使うために近所の木工所から貰って来たそうだ。 これは使えるかもしれない。 「先輩、これまだ余ってますかね?……」 45?の容積のゴミ袋いっぱいに木の削り粉を貰って家に帰る。 途中でお腹をすかせたれいむを運良く発見したのでお持ち帰りだ。 「おにいさん、れいむをかってくれるんだね、れいむはおなかがぺこぺこだよ! はやくなにかたべさせてね!いっぱいでいいよ!!」 嬉しそうに揉み上げを動かすれいむ、そのウザきもさに耐えながら家に向かう。 れいむを直接持つのは汚いので、コンビニのビニール袋に入れて運ぶ。 楽しそうに雑音と大差の無いお歌をうたうアホ饅頭。 自分が幸せになると信じて疑わないのだろう。 「ちょっとせまいけどきにいったよ!ここはれいむのおうちだよ!おにいさんはどれいにしてあげるね!」 帰宅してれいむを袋から出したとたんに、おうち宣言&奴隷宣言。 得意そうにしている顔が俺をイライラさせる。 この自信はどこから沸いて出てくるのだろうか? 「どれいははやくごはんをもってきてね!あまあまでもいいよ!たくさんもってくるんだよ!!」 早速食べ物を要求してくるアホ饅頭。俺はその要望に答えてやる事にする。 「れいむちゃんはお腹がすいているんだね?沢山食べたいのかい?」 「そうだよ!れいむはおなかがすいているんだよ!りかいできたらさっさとうごいてね!」 得意そうにふんぞり返る醜い塊、目の前にいる人間が自分の奴隷になったと信じて疑わないのだろう。 餡子脳の思考回路はどうなっているのか早く学者に解明してもらいたいものだ。 まあ、お腹をすかせたご主人様気取りのれいむを待たせるのも可愛そうなので俺は食事の準備をする。 食事の準備といっても俺のなのだが… れいむを透明ケースに閉じ込め目の前で食事を開始する。 なにやら喚いている様だがこの箱は防音加工されているので気にならない。 恨めしそうに涎をたらしながらこちらを見つめるれいむ。 …これは不味いな、食欲をなくすな。 あわててれいむ入りのケースをテーブルから下ろす。なにやらピコピコワサワサしているが見なかった事にする。 不細工なゆっくりと一緒には食事が出来ないな。 そう思いながら、さっさと食事を終わらせれいむをテーブルに戻す。 ケース内に涎を撒き散らしていたのでかなり汚い。 テーブルを汚さないように新聞紙を敷いてからその上にれいむを置く。 自由になったれいむは早速く汚い口を開く。 「どれいのくせに、れいむよりさきにごはんをたべるなんてなまいきだよ!! せいさいされたくなかったらさっさとあまあまもってきてね!!」 「…そうだな…あまあまはないが…これを腹いっぱい食べせてやろう。」 そう言って取り出したのは今日貰ってきた木の削りカス。 鰹節の削り粉にも見えなくも無いそれをれいむの目の前に出す。 「なにいってるの?こんなものはたべないよ!あやくあまあまもってきてね!」 「腹減っている野良の癖に贅沢だな、食べてみれば結構上手いかも知れんぞ?」 「それならどれいがたべればいいでしょぉぉ!ばかなのぉ?しぬのぉぉ?!」 そう叫ぶれいむの口を無理やり開かせ、削り粉を流し込む。 堪らず吐き出そうとするが、俺は口を押さえそれを阻止する。 さっきまでの威勢のよさが嘘のようにれいむは目を剥き涙を流す。 「ふぼごぼぶぼっ!ぱーしゃ、ぱーしゃ、ふしあわしぇー」 口を閉じたままどうやって喋っているのかは知らないが器用な奴だ。 そんな様子を見ていてあることを思い出した俺は、れいむの口を押さえつつ忘れ物を取りにいく。 棚から布製のガムテープを取り出し適度な長さに千切ると、それをれいむのあにゃるに貼り付ける。 これをして置かないとせっかく食べさせてもうんうんとして排出されてしまう。 それでは面白くない、せっかくだから存分に木を味わってもらおう。 あにゃるにガムテープを張られたのが気持ち悪いのか、しきりに尻を振るれいむ。 ブリブリしてて気持ち悪いので一発尻を叩くと大人しくなる。 口を塞がれ尻を真っ赤にして泣いているれいむに先ほどの自信たっぷりだった姿は何処へやら。 俺は更にれいむに木屑を食べさせる。希望通りにお腹いっぱいになって貰おう。 「ぐべぼぼぼ!ぶばごば!ぼうだべらざぜないでぇ!ぺぺぼぶっ!」 持ってきた木屑の半分ほど食べさせただろうか?れいむはパンパンに晴れ上がっていた。 これ以上食べさせて爆ぜさせるのも勿体無い気がするので、ガムテープでれいむの口を塞ぐ。 眉毛を八の字に曲げて涙を流すその姿に愛嬌を感じたので、 ベランダに置いてあった大き目のポリバケツにれいむを入れて置く。 このバケツは強風でも倒れないように底に重しが入れてあるので、ゆっくり如きでは倒すことも出来ないだろう。 微かにうなり声も聞こえるが、このくらいは問題無しだ。 今日も楽しいゆ虐をありがとう、とポリバケツにそっと呟く。 金曜日 気が付いたらあっという間に一週間が経ってる。 ゆ虐の無限の可能性に感心しながら、今日の虐待テーマを考える。 金、きん、かね、ふーむ、ゆっくりに金なんて勿体無い気もするな。 そんな事を考えていると、今日の尊い犠牲となるゆっくりが馬鹿面下げて現れる。 「ゆん!きたないところだぜ!こんなところにすんでるにんげんはあわれなのぜ!」 またまりさだ、本当にれいむとまりさは数が多い。駆除しても次から次へと湧いて出てくる。 その無駄な繁殖力を絶滅を危ぶまれる動植物に分けてあげたいほどだ。 そんな事を考えていると、野良の声を聞きつけた先輩が現れる。 「あぁ、また来たんだね、今日はどんな駆除をするんだい?」 駆除というよりは虐待なのだが、先輩が楽しそうにしているのであえて突っ込みは入れないでおく。 「今日は金曜日なんで金にちなんでやってみようと思うんですけど…」 「金ってゴールドかい?それともお金?金属ってことでも良いのかな?」 「まあ、その辺りならなんでもいい気がしますが…」 そう言うと先輩は何か思いついたらしく、まりさを捕まえ万力で固定する。 月曜日にやったようにあにゃるを上向きにしてあるのだが、固定されているのは底部のほうだ。 「ゆぎぁぁぁ!あんよがいたいんだぜぇぇぇ!どれないんだぜぇぇぇ!!!」 少し斜め向きに固定されたまりさは必死に身をよじるが、そんな事で万力のから逃れられるはずもない。 先輩はそんな様子を見ると楽しそうに目を細める。滅多に見せない素敵な笑顔がそこにはあった。 そんな先輩に思わず見とれていると、今度は何か手に持っていた物をまりさのあにゃるに突き刺した。 「ゆぶずんっ?!あにゃるがいだいんだぜぇぇぇ!!でもすこしだけふしぎなかんじがするんだぜぇぇ!!」 気色の悪い事を叫ぶまりさのあにゃるをよく見れば、そこには少し太めのボルトがネジ部から刺さっていた。 更に先輩は何かを準備している、今度持ってきたのはガス溶接機のトーチ(火が出るやつです) いや、よく見るとこれは… 先輩は楽しそうに点火して火を調節していく。 青白く輝くその炎をあにゃるに刺し込まれたボルトの頭に当てていく。 「ゆふ~~ん!なんだかあたたかくなって………ゆぎゃぁぁぁぁ!!あついんだぜぇぇぇ!!」 熱いに決まっている、熱せられたボルトの頭は徐々に赤くなってきているのだ。 オレンジ色に輝き始めだすと、先輩はトーチを操作する。 途端に激しい火花が飛び散りだし、ボルトの頭は瞬く間に溶けていった。 「ゆんぼがごごごごべえぇぇぇぇ!!!」 今回使ったのは溶接用のトーチではなく溶断用のトーチである。 これで鉄板を切ったり、こんな風にボルトの頭を切り飛ばしたり出来るのだ。 溶けたボルトがあにゃるに溶着される、あにゃる周辺には飛び散った鉄がくっついている。 焼けたボルトはまだ熱気を帯びており、煙が立ちも上っていた。鉄と饅頭の焦げた匂いがあたりに漂う。 当のまりさは全身に汗(?)をびっしり掻き、しーしと涎と涙を撒き散らしていた。 汚らしい分泌液の四重奏に思わず先輩の顔に笑みがこぼれる。 思わず可愛いと思ってしまうその横顔。 先輩は爽やかに笑いながらこっちを向くと、君もやってみるか?と問いかけてくる。 俺はまりさを万力から外すと、両手で振動を与える。 「ぐぎぼぎがががが……ぶぶっ!ゆっふ~ん!」 こんな時にでも本能には逆らえないのか、まりさはぺにぺにを立てて発情する。 そんな様子を見ていた先輩は少し顔を赤くする、やっぱり可愛いな。 俺は先輩が持ってきたものより若干細めのボルトをぺにぺにに押し当てるとそのまま押し込んでいく。 「ゆふふ~ん!ゆんっ?!ごべがあべどぼぼぼ!」 ぺにぺにを無理やり押し戻されたからか、あにゃるを塞がれた痛みを思い出したのかは解らないが、再び騒ぎ出すまりさ。 ぺにぺに…というか今はまむまむだな、をボルトで塞がれたまりさにむけて先ほど先輩がした処置を俺も施す。 「あぢゅいぃぃ!!がぼげべべべどがぼぼぼぼぐばばばばば!!!」 汚い騒音を聞きつけたちぇんと親方も側で様子を見守る。こうしてまむ&あにゃるを塞がれた改造まりさが完成した。 親方は楽しそうに改造まりさを植木鉢にねじ込むと、それを月曜日に作った水玉まりさの隣に並べた。 親方はあれから定期的に水玉まりさにオレンジジュースをやっているらしい。 だが、加減を心得ているのか一向に傷がふさがることはない。案外親方も昔は鬼威参だったのかもしれない。 そんな親方にちぇんはただ、「わからないよぉぉぉ!!」を連呼するだけだった。 土曜日 今日は仕事はお休み、ゆ虐を楽しんでいたら一週間がもう終わりだ。 本日の予定は特になかったのだが、先日先輩と園芸の話になってしまい、今は先輩宅にお邪魔している。 割と広い家に一人暮らしをしている先輩が自慢の花壇を見せてくれた。 先輩はとても楽しそうに花々の世話をしていた。そんな様子を見ていた俺も思わず笑みがこぼれる。 俺が見ていることに気が付いた先輩は少しむっとしたような顔をした。 「…こんな僕が花を愛でているのは可笑しいのかい?…」 「そんな事はないですよ、素敵な趣味だと思いますよ」 「…あぅぅ………その……ありがとう…」 そう言うと、顔を赤くした先輩は顔をそらしてしまった。 っと、こんな状況でもゆ虐は忘れていませんよ。 今日は土曜日、土を使った…というか土を作ってもらう虐待をすること決めた。 俺は木曜日に捕らえたれいむをポリバケツごと先輩宅に持ち込んでいた。そう、コンポストにするためだ。 ポリバケツの底に土を敷き詰めれいむに張ってあったガムテープを剥がす。 木曜日にはパンパンに晴れ上がっていたれいむも昨日絶食したのが良かったのか元の体系に戻っていた。 なにやら騒ぐれいむだったがそのまま再度ポリバケツの中に入ってもらう。 先輩は台所から残飯を持ってきて中に放り込む。 「ゆぶぶ!くさいよ!ゆっくりできないぃぃぃ!!」 「ゆっくり出来なくて結構、それがお前の食料だからな」 「なにいってるのぉぉぉ!こんなものたべられるわけなでしょぉぉぉ!!ばかなの?しぬのぉぉぉ?!」 「それを食べなきゃ死ぬのはお前だ、餌はそれしかやらん、死にたくなければ食べろ!」 「ゆぎぎぎぃ……………………むーしゃ、むーしゃ、ふしあわせぇぇぇ…」 絶食が効いているのか、不満を言いながら残飯を食べるれいむ。 俺とれいむのやり取りを見て楽しそうに笑う先輩だった。 日曜日 今日は何時もより早起きしてみた、せっかくの休みだから何だか勿体無い気がしたからだ。 約束の時間までまだあるので、今日は太陽の恵みを使った虐待を行うことにする。 今日使うゆっくりは昨日の帰りに拾ってきたれいむとまりさの番だ。 本当にうんざりするくらい見かける顔だが、これからの予定が楽しみなのでゆ虐にも思わず力が入る。 取り出したるは何処にでもある虫眼鏡。これをお日様を使った虐待といえばやることは一つ… 「やべでぇぇぇ!!まりさのおぼうしにあなをあけないでぇぇぇぇぇ!!」 「ぷぷっ!おかざりのないぶざまなゆっくりがいるよ、ゆっくりできないよ!おぉあわれあわれ…」 「れいむぅぅぅ!どぼじでそんなこどいうのぉぉぉ?!…ゆわぁぁぁん!おぼうじさんがぁぁぁぁ!!」 もはやテンプレなやり取りではあるが、見てて飽きないアホな連中である。 れいむとまりさは透明ケースに別々に入れてある、その目の前で帽子を虫眼鏡で焼いているのだ。 号泣するまりさとそれをあざ笑うれいむ、お前達は番じゃなかったのかと問い詰めたくなる。 ピンポーン!「……そろそろ起きているか?……」 そんな声がドアの向こうから聞こえる。 あわてて俺は玄関に向かう、ドアを開けると何時もより御洒落をしている先輩がいた。 少し恥ずかしそうにしている先輩を見ていると、 「……似合わないと思っているんだろ?……」 「そんな事はないですよ、そういう先輩も素敵ですよ」 「…はぅ………ありがとう…」 そう言って先輩は顔を赤くする。本当に可愛いな。 そう、今日の予定は先輩と買い物に出かけるのだ。まあ、言い換えればデートになるのかも知れない。 先日園芸の話で盛り上がったのだが、その際に花を育てるのが好きなゆっくりがいる事を話と先輩は大変興味を持ったようだ。 元々一人暮らししている事もあり、寂しがりやの先輩にゆっくりゆうかの事を話したのだ。 今日は一緒にペットショップに行ってゆうかを見に行く予定だ。先輩は胴付ゆうかに大変興味を持っていた。 「……所で、その手に持っている虫眼鏡は何?」 「ああ、これですか?これはですね…」 そう言って本日のゆ虐内容を話すと、自分もやってみると答えてくれた。 先輩を家に招きいれ、ベランダに案内する。 そこには未だにまりさを罵倒するれいむと、帽子を見つめひたすら泣くまりさの姿があった。 先輩に虫眼鏡を渡すと、先輩はれいむを箱から出して太陽を背(?)に向けさせる。 そのまま虫眼鏡で光を集めると、れいむの髪を焦がし始める。 「なにするの、このくそ……ゆゆっ!なんだかあたたかくなって……あづいぃぃぃぃぃ!!!どうなっでるのぉぉ?!!」 髪を太陽光で焼かれるれいむ、その姿は現代に蘇ったカチカチ山だ。 必死に揉み上げをピコピコさせるれいむを見て、楽しそうに目を細める先輩。 俺は部屋に戻り、先輩の持っているものより少し大きめの虫眼鏡を取り出す。 そんな様子を見守る先輩。 俺は帽子を見つめるまりさを箱から出すと、まりさの目が動かないように、瞼を閉じられないように押さえつける。 「ゆっぎいぃ!なにするのぉぉ!いだいでしょぉぉぉぉ!おぼうしをなおしてよぉぉぉぉ!!」 まりさの黒目を太陽に向けると、虫眼鏡で集めた光を黒めに当てる。 「ゆぎぃぃぃぃ!!まぶじいよぉぉぉ!めがいだいぃぃぃ!!ぼうやべでぇぇぇぇ!!!」 太陽の恵みをその瞳に浴びて、まりさは大きく身をよじる。 「…君は面白いことを思いつくんだな…」 感心した様に先輩が言うと、俺の真似をしてれいむの黒目に太陽光を浴びせる。 「ゆがぁ!なにをするこのくぞ……ゆぎゃぁぁぁぁ!れいむのおべべがぁぁぁぁ!!たいようさんやべでぇぇぇ!!」 そんな事を言っても太陽が光るのを止める訳でもないのに、必死に叫ぶれいむ。 あまりの滑稽さに思わず二人で笑ってしまう。 今週は楽しい一週間だったな。 完 ちなみに親方の愛猫のちぇんはあれからすっかり大人しくなってしまった。 かつてのゲス予備軍だった面影は一切見られなくなった。 俺と先輩を見る目が怯えていた。 そんな様子を楽しそうに親方は眺めるのだった。 こんな物を書いていますが、私は事務職です。 短編的な感じで一週間ゆ虐を書いていたなら何だかおかしな方向になりました。 先輩がどんどん可愛くなっていくので、勢いでこんな流れになってしまいました。 先輩が男の娘か女の子かはご想像にお任せします。 ゆっくりもうそうしていってね!! 過去に書いたもの ふたば系ゆっくりいじめ 819 ムシゴロウ王国 ふたば系ゆっくりいじめ 826 ムシゴロウ王国2 ふたば系ゆっくりいじめ 828 ムシゴロウ王国3 ふたば系ゆっくりいじめ 831 ムシゴロウ王国~王国の仲間達~ ふたば系ゆっくりいじめ 835 罰ゲーム ふたば系ゆっくりいじめ 836 ショート ふたば系ゆっくりいじめ 841 ゆんセルク 絵 ふたば系ゆっくりいじめ 842 ハイテンション ふたば系ゆっくりいじめ 848 思いを伝えよう ふたば系ゆっくりいじめ 849 ゆんケストラ ふたば系ゆっくりいじめ 850 即興 ふたば系ゆっくりいじめ 856 ムシゴロウ王国5 ふたば系ゆっくりいじめ 861 ゆっくり草 ふたば系ゆっくりいじめ 863 めーリンガル ふたば系ゆっくりいじめ 869 とかいはにリフォーム ふたば系ゆっくりいじめ 876 ゆっくり草子 ふたば系ゆっくりいじめ 879 ムシゴロウ王国6 徒然あきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 先輩がちょっとあざとい -- 2014-02-27 20 45 22 ↓↓死ね -- 2013-12-29 10 57 46 こんなかわいい子が女の子な訳がない -- 2013-06-05 00 39 30 うふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ -- 2013-04-15 19 33 07 先輩の人気が有頂天 -- 2011-09-18 03 04 33 ↓↓↓俺は先輩は最初から一人称が僕の女の子だと思ってたからその発想は無かった -- 2011-09-15 19 01 41 実はうほっ…なSSだったんだな -- 2011-01-13 22 08 03 ↓その可能性も捨て切れない…。男同士のラヴストーリーの序章なのかもしれない…! と考えたら急に気分がおげぇ -- 2011-01-04 22 43 58 最初のうちは阿部さん顔の先輩を思い浮かべていたから、頭の中が混乱しています。 -- 2010-12-13 20 46 52 月曜日、もっときつくてもよかったんじゃないかな?とほざいてみる。もっと痛みを、恐怖を絶望を 与えたほうが鬼意山っぽいと思う 工場のみんな、天性のゆ虐センスがあるな。 -- 2010-12-12 00 11 06 女の子に決まってる! いいねぇ、工場の道具を使った専門的なゆっくり虐待にきゅんきゅんした。 木屑詰め込みも面白いね。 一応消化できる物だったようだけど、これをつかって、鉛や石や廃材も消化させられないかなーw -- 2010-11-18 22 58 40 俺女なのかー -- 2010-08-04 00 22 48 おもしろかった。 -- 2010-06-14 21 27 34 女の子だな…確実に…!異論は認めない -- 2010-05-22 22 33 40 続きが気になるな(先輩的な意味で) -- 2010-05-15 11 09 08
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/2423.html
ゆっくりの寿命 12KB 虐待-普通 観察 考証 ギャグ パロディ 理不尽 実験・改造 変態 希少種 加工場 現代 独自設定 独自設定の強い話です ・これを書いたのはHENTAIあきですが、今回はあまりHENTAI分が少ないです ・独自設定たっぷりのゆっくり考察SSです ・一部希少種が変な設定であり、死ぬので苦手なかたは読まないほうがいいかも ・色々と無理のある設定かもしれませんがご容赦ください ・それでもいいというひとはゆっくりよんでいってね!!! ゆっくりとは実に不思議な生物である。普通では考えられない生態であり、その能力にも驚かされる。 ありえない回復力に繁殖力、思い込みによってはとてつもなく早く進化をすることもある。 そんなゆっくりの中でも私が強く関心を示したのは寿命である。 ゆっくりは非常に死に安い。自然でなら越冬の失敗による餓死や共食い、凍死といったことがある。 同じ同族によって制裁という私刑を受けたり、レイパーによっての衰弱死、天敵による捕食されることもある。 都会ではその劣悪な環境によってそれこそ様々な死因で多くのゆっくりがこの世からいなくなる。 こうしたことからゆっくりの寿命は野生なら平均1~2年、飼いゆであっても3~5年と考えられている。 しかし、研究所やゆー物園では10年以上の年月を生きたゆっくりも確認されている。 また近年ではドスへの進化は突然変異と多くの年月を生き残ったことによって進化するといったデータもある。 私はこのことから一つの仮説を思いついた。 「ゆっくりの寿命とは、思い込みによって自らの命を終わらせることではないか。」 私が確認した野生で天寿を全うしたゆっくりがいる。そのゆっくりはまだ1年しか生きていなかったが、 自らの子供が独り立ちで独立した後に満足そうに死んでいった。 飼いゆっくりであったゆっくりはある日親愛な番を亡くし、後を追うように永遠にゆっくりとしてしまった。 それまでまったく衰えが見えなかったというのに、ある日突然老化が始りそして死んでいったのだ。 死が身近にあればあるほど、ゆっくり達の寿命は早まる。それが野生のゆっくりの短命の理由ではないか。 私はこの仮説を証明するため実験を行った。 自然の環境を人工的に作り出したある部屋で、希少種であるゆっくりもこうがいた。 ゆっくりの中では長命であり、野生でも長く生きていることが確認されている。 このもこうは大事な希少種であり、大切に育てられ今ではなんと20年という年月を生き延びている。 しかし、この部屋から一度も出たこともなく、他の同族とも一度も接触したことはなかった。 「もこたんゆっくりおきたお!」 誰に言うわけもなく元気よく挨拶をするもこう。もこうが起きたことを確認すると、飼育係の研究員が餌を持ってくる。 「おはようもこう。今日も一日ゆっくりしていってね。」 「おにいさんもゆっくりしていってね!!!いつもごはんさんをありがとうなんだお!」 そう挨拶をして元気よく餌を食うもこう。普通のゆっくりであればここまで生きているなら食欲など沸かないものだ。 にもかかわらずこのもこうは、まるで若い成体のような勢いで用意された餌を食べていく。 「おなかがいっぱいになったから、ヴォルケイノをはじめるお!」 そう宣言すると飼育係は急いで部屋から出ていく。もこう種が行うヴォルケイノとは体温をあげることである。 その温度はすさまじく、普通のゆっくりであれば燃え尽きてしまうほどだ。 人間でも間近にいれば火傷を負うほどの高温になるため、もこう種はこれにより野生での戦いでも非常に有利になる。 「ゆふー。きょうもたくさんヴォルケイノしてきもちいいお!」 これにはストレス解消や運動といった要素もあるらしく、もこう種はよく行う。 さてこの施設の中にあるゆっくりを一匹投入してみる。 「めんどい・・・」 「かぐやだああああああああああああ!」 もこうと同じく長命であるゆっくりてるよだ。初めて会うゆっくりにもかかわらずもこうは相手を確認するや、 いきなり体当たりを始める。 「ここであったらひゃくねんめ!もこうとしょうぶするお!」 「めんどい・・・」 もこう種とてるよ種は何故か犬猿の仲である。最ももこうが一方的に目の敵にしているのだが。 それでも仲が良い個体も確認されており、一緒に昼寝をしたり番となる場合もあるようだ。 「ヴォルケイノ!ヴォルケイノ!どうだお!」 「あつい・・・」 そういって楽しそうにてるよに攻撃を続けるもこう。てるよはその場を動かずにただ耐えるのみである。 元々殺すためでなく、じゃれあっているようなものだ。しばらくすると攻撃をやめて、横でゆっくりし始めるもこう。 「おにいさんみるお!もこうはかぐやにかったんだお!」 新しい水と餌を持ってきた飼育係に嬉しそうに報告するもこう。それに対して飼育係も話を合わせる。 「すごいんだなもこうは。でもあんまりやりすぎてるとてるよが死んじゃうぞ。」 「しぬ?おにいさんしぬってどういうことだお?」 聞きなれぬ単語にもこうが興味を示し飼育係にその意味を尋ねる。 しかし飼育係は適当にはぐらかして部屋から出て行ってしまう。 そして夜に二匹が寝静まったのを確認してから、飼育係はてるよに近づき注射器をてるよに突き刺し中の薬品を注入する。 「さむい・・・」 そうぽつりと言うとてるよは一度体を震わせて動かなくなった。 注入されたのはゆっくりを安楽死させるための薬品だ。決して痛みを与えることなく眠る様に死んでいく。 てるよが死んだことを確認すると、飼育係はもこうを起こすことなく部屋から出ていく。 「もこたんゆっくりおきたお!てるよ、きょうもしょうぶだお!」 そう言っててるよに近づいていくもこう。しかしてるよはぴくりとも動かずにその場にいたままだ。 「てるよどうしたんだお?もしかしておなかすいてるのかお?」 不安そうにてるよの体を揺するもこう。しかしてるよはまったく反応をしめさない。 それでも必死にてるよを動かそうと、てるよの体をすーりすーりし続けるもこう。 そこに飼育係が部屋に入って来た。もこうはすぐさまてるよがおかしいことを飼育係に告げる。 「なるほど、きっとてるよは死んで永遠にゆっくりしちゃったんだよ。」 「どういうことだお?お兄さんもこうにもわかるようにせつめいしてほしいお!」 そう言われて飼育係はもこうに死について分かりやすく何度も説明を始めた。 長く生きていると体が弱って死ぬこと。死んでしまうともう動けずに何も喋らないこと。 そしていつか誰でも最後に死んでしまうことを、飼育係はもこうの疑問に丁寧に答えた。 「じゃあもこうやおにいさんもいつかしんじゃうのかお?」 「そうだね、私もいつかは死んじゃうよ。でもいつ死ぬのかは分からないんだ。」 その日からもこうはあまり餌を食べなくなった。運動もほとんどせずにただ同じ場所で眠っており、たまに動くのは 飼育係が作ったてるよの墓の前まで移動するぐらいだ。 今までの健康ぶりが嘘のようにもこうの体は弱っていた。 「もこうどうしたんだ?全然元気が無さそうだけど。」 「なんだかからだがおもいんだお・・・。もこうはもうすぐしんじゃうのかもしれないお・・・。」 そうしてもこうは一週間後に眠る様に死んだ。その体は今までの柔軟さなど無く、 カサカサに乾いてしまっていた。神にも艶は無くなり所々に髪が抜けてしまっていた。 飼育係はもこうの死体を部屋から出し、実験室へと持って帰るとその死体を解剖し始める。 「これですか教授、今回の実験に使われたゆっくりは。」 「そうだ。てるよが死ぬまでは健康体であったのに、ここ最近で急速な老化が始まった。」 「ということは教授の仮説が真実であることに一歩近づいたんですね!」 そう言って嬉しそうな声をあげる助手。その助手に対して教授と呼ばれた男性は悲しそうに助手に言う。 「確かにそれは嬉しいことだが、私はこのもこうを長年世話をしてきたんだ。それを思うとなんだか長年の友人を 亡くしてしまったようで悲しいよ。 「すいません、酷いこと言ってしまって・・・。」 彼は長年もこうの研究をしており、その飼育係としても長年もこうとこの研究所で過ごしてきた。 長年の加工所の研究により希少種の繁殖が可能となり、このような実験も可能となった。 彼が研究するゆっくりの寿命を調べる実験において、最古参であったこのもこうが実験体として選ばれたのだ。 「悲しいのはこの実験をする時から覚悟していたさ。だけど私は悲しいからと言って実験をやめるわけにはいかない。 せめてもこうが天国でてるよと遊べるようにてるよと一緒のお墓に入れてやらないと。」 「私も手伝いますよ。教授のお手伝いなら私は何でもやりますから!」 その後教授と助手は長年の知己であるもこうをてるよと一緒に墓に埋葬してやった。 もこうが死んだ日にはいつも花と餌を供えていく。 私がこれまで行ってきた研究を自室でまとめていると、後ろに何か気配を感じた。 「教授、そんなに根を詰めると疲れちゃいますよ。これでも飲んで一休みしてください。」 私の後ろにいたのは長年私に付き添っている助手であった。私はホットココアを受け取ると一口すする。 「いつもすまないな。それと家ではいつもの口調で話してくれないか?なんだかむず痒くなってくるよ。」 「わかったんだぜお兄さん。でもあんまり無理はしないでほしいんだぜ。」 そうしていつもの口調に戻った助手−胴付きまりさ−は私に心配そうな眼差しで見つめてくる。 もうお兄さんと呼ばれるような歳でもないが、まりさは私を呼ぶときはいつもお兄さんだ。 私がゆっくりの寿命を調べるようになったのは、このまりさが大きな理由だ。 まりさを飼っていてふと、まりさが少しづつ成長していることに気づいたのだ。 「まりさ、なんだか大きくなっていないか?」 「言われてみればそうみたいなんだぜ。なんだかお兄さんの顔が近く見えるようになってるんだぜ!」 そうして私はふと思ったのだ。もしこのまままりさが成長していけばどうなるのか? どこまで成長してそしていつか死んでしまうのではないかと。 最初は少しでもまりさの寿命を延ばそうと思い、始めたことだった。しかし、いつのまにか私はゆっくりの謎に引き込まれていった。 私は加工所に務めるようになり、研究をしていくことになった。 「心配してくれてありがとうまりさ。でももう少しで私の仮説が正しいことを証明できるかもしれないんだ。」 「それでも心配なんだぜ。お兄さんはなんだか最近元気が無いんだぜ。」 確かに私も随分と歳を取ってしまったものだ。昔ならこれぐらいの徹夜でも何ともなかったというのに今でも疲れが出てしまう。 一方のまりさはといえば、見た目は若いままでありある時を境にまったく姿は変わっていなくなっている。 「大丈夫だよまりさ。いつもまりさに手伝ってもらっているから研究も楽に行えるからね。」 「そう言われると嬉しいんだぜ!まりさはお兄さんのためなら何でもするんだぜ!」 私はまりさに非常に感謝している。研究の助手として私を助けてくれるだけでなく、まりさ自体が私の研究の実験でもあるのだから。 まりさはすでに50年は生きているのだ。まさにゆっくりの寿命が思い込みによって延命されていることを、 その存在自体で証明しているようなものだからだ。 「もう少ししたら寝るから、まりさはもう先に寝ておいてくれ。」 「わかったんだぜ、でもあんまり夜更かしはしないでほしいんだぜ。」 そう言ってお休みとまりさに言うと、私はまとめかけていたこれまでの実験の資料に向き合う。 そこで私は急激な眠気に襲われた。なんとか意識を保とうとするが、体は机に寄りかかり動けなくなってしまう。 「いやなんだぜ!こんやはかれーさんをきたいしてたんだぜ!」 まだまりさが小さかった頃に初めてお使いにいかせたことが頭に思い浮かんだ。あの時は随分と困ったな。 一緒に寝てあげると言って泣きやましたが、まりさを飼うことになったあの夢を見ておねしょをしたんだっけ。 懐かしい記憶が頭を駆け巡って行き、私の意識は深い闇に沈んでいった。 後書き 絵本あきさんのナショナルゆんグラフィックのドスの絵をみて、ゆっくりの寿命について考えて書いてみました。 寿命がなければこういう風に人間よりも長く生きるゆっくりがいるかもしれないと思い、こうして 胴付きまりさを成長させてドスならぬ完全体胴付きゆっくりが出来上がってしまいました。 お兄さんが亡くなった後にまりさも寿命を考えて一緒に永遠にゆっくりしてしまうのではと考えると何だかしんみりした気分です。 やはり自分はHENTAIが一番ということに気づいたHENTAIあきでした。 以前書いたもの ふたば系ゆっくりいじめ 993 初めてのおつかい ふたば系ゆっくりいじめ 1003 寂れた神社で ふたば系ゆっくりいじめ 1014 ゆーパチ「ヒャッハー!虐待だぁ!」 ふたば系ゆっくりいじめ 1024 めーりんの憂鬱 ふたば系ゆっくりいじめ 1036 別れと出会い ふたば系ゆっくりいじめ 1043 夜の怪奇現象 ふたば系ゆっくりいじめ 1058 S計画 作られたゆっくりたち ふたば系ゆっくりいじめ 1072 胴付きへの進化 ぱちゅりーの場合 ふたば系ゆっくりいじめ 1080 違うありす ふたば系ゆっくりいじめ 1087 まりさ家出する ふたば系ゆっくりいじめ 1099 てんこを良い子にする方法 ふたば系ゆっくりいじめ 1108 きめぇ丸?いいえしゃめい丸です ふたば系ゆっくりいじめ 1144 別れと出会い まりさのトラウマ編 ふたば系ゆっくりいじめ 1155 ゆっくりスクール おまけ というお話だったのさ 「どうだ、俺が作ったこのeraまりさは?」 「なんだこれ?親愛値と知識値を上げてたらなんでこんなエンディングなんだ。」 「それは研究者エンドだ。確かにハッピーエンドとは言えんが、中々味のある終わりだろ。」 「俺じゃああんまりゲームのコメントは出来ないが結構良く出来てるんじゃないか?」 「そうだろう。ちなみに親愛値と欲望値をあげていると肉奴隷エンドになる。」 「いらねーよ、そんな解説。もうちょっと良い終わりはないのかよ。」 「もちろんあるぞ。ハッピーエンドではまりさと結婚して、子供が生まれるという終わりもある。」 「まあハッピーエンドだな。しかし、文字だけじゃ少し物足りなくないか?」 「そこは考えているが、お前のところの汚れたまりさに声でも当ててもらおうと思っている。」 「面白そうだな、ちょっとまりさこっち来い!」 無理やりゲーム作りに協力させられる胴付きゲスまりさ。恥ずかしいセリフやHENTAIなセリフもあり協力を拒むが、 飼い主のお兄さんに言われて渋々協力させられてしまう。 後にこのeraまりさは多くのHENTAIお兄さんに購入されて、一大ブームを巻き起こし様々な亜種が作られることになった。 そしてその集大成が、胴無し胴付きすべてのゆっくりを調教できるeraゆっくりの起源となったのだ。 P・S 物語はむかしむかしで始まり、最後はめでたしめでたしで締めるのがポリシーのHENTAIあきです。 大きなお友達以外はeratohoのことをグーグル先生に聞いちゃ駄目だぞ!HENTAIあきとの約束だ! HENTAIあきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 「同じ同族」とか「飼育係はてるよに近づき注射器をてるよに突き刺し」とか文体の重複が気になってしまったwww ゆっくりの寿命は未だに決まってないね。 1ヵ年、数年、本ゆんの思い込み(=プラシーボ効果)、殺されるまで死なない、等々。 他のある漫画では、寿命と体の大きさは比例していて、 何十億年も生きた結果、星になったまりさの話もあったくらいだし。 -- 2018-03-28 17 34 30 もこうが死んだのはプラシーポなのか? -- 2013-02-16 22 45 46 コメント欄がきっかけでブクマをするってのは始めてかもしれない。 -- 2012-11-26 23 13 19 なんだこのコメント欄www -- 2012-10-16 13 27 11 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ できるか阿呆 -- 2011-11-04 19 08 38 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓できるか阿呆 -- 2011-10-10 00 42 58 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓できるか阿呆 -- 2011-07-14 12 49 02 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ できるか阿呆 -- 2011-07-08 21 55 03 ↓ ↓ ↓ ↓ できるか阿呆 -- 2011-07-02 19 26 51 ↓ ↓ ↓ できるか阿呆 -- 2011-03-09 18 40 57 ↓ ↓ できるか阿呆 -- 2011-03-09 17 36 14 ↓できるか阿呆 -- 2011-01-22 15 42 47 実験ならまりさでしろよ -- 2010-12-04 16 41 49
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/566.html
妊娠過程&食葬 9KB これは、餡小話から消えてしまった、過去作「anko041 妊娠過程」と「anko042 食葬」を一部修正して、一つのファイルにまとめた物です。 妊娠過程 すりっ……すりっ……すりすりすりすりずりずりずりずりずずずずずずずず…… ぬっちゃぬっちゃ……ぬっぷぬっぷ…… ぱんぱんぱん!ぱちんぱちんばちん! すぱんすぱんすぱんすぱん!すぱぱぱぱぱぱぱぱ…… 「「ゆっがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!! ずっぎりぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃひひひぃぃぃぃ!!!」」 今、ゆっくりまりさとゆっくりれいむが同時に果てた。 交尾の終了と共に、すぐれいむの腹が膨れ始める。胎生妊娠のようだ。 父親役であるまりさが絶頂に達し、陰茎から精子を放出した瞬間、何千何万もの因子は直ちに母れいむの餡子と反応し、その全てが赤ゆっくりとなる。 つまり、今この瞬間、母れいむの胎内には何万匹もの極小の子供達が入っているのである。 彼女達は、母親の餡子をクッション代わりにして、気持ち良さそうに眠っている。 「れいむににた、おうたの上手な子がうまれるといいのぜ!」 「まりさみたいに、げん気でかりのじょうずな赤ちゃんがうまれるとゆっくりできるよ!」 今父と母になった二匹は、そう言い合ってゆっくりと過ごし、親愛のすりすりをして眠った。 「ゆぅ……おかーさんのなかあったかいね……」 「そうだね……あったかくてゆっくりできるよ……」 両親がすっかりいびきを立てて眠りに落ちた頃、胎内の赤ゆっくり達は目を覚ました。 ぎゅうぎゅうに押し込められて辺りは真っ暗、隣の姉妹の姿すら見えない状況だが、彼女達は泣いたりしない。実にゆっくりとしている。 何故なら、自分のすぐ身近に母親の体温を感じられるから。 姉妹の肌がもっちりとしていて気持ちが良いから。 しかし、おそらくゆん生の中で最初で最後の実にゆっくりとした瞬間なのに、彼女達は「ゆっくりしていってね!」とは言わない。 何故なら、最初の「ゆっくりしていってね!」は産んでくれた両親に言うと決めているから。 胎内から飛び出したら、精一杯大きな声でおかーさんとおとーさんにあいさつをしよう。 そう考えると、赤ゆっくり達から自然と笑みがこぼれるのだった。 母れいむが妊娠してから三日が経った。 「きょうは、れいむの大すきなお花さんだよ!」 「虫さんをいっぱいたべて、えいようをつけてね!」 と、父まりさはいつも以上に狩りを頑張って、ごちそうを奮発してれいむにあげていた。 「むーしゃ、むーしゃ、しあわせー!」 母れいむは満面の笑みでそれに応える。 しかし、その栄養満点な食べ物が、胎内の子供達をピンチに陥れていた。 「ゆゆ!?おかあさんのなかがせまくなってきているよ!」 栄養がたっぷりと入っている食べ物ばかりを食べていたせいで、母れいむの体内の餡子が増えてしまったのだ。 それによって、赤ゆっくり達のスペースが狭まっていく。 そして、それに追い討ちをかけるかのように。 「おなかすいたよー!」 いくら全く動かないといっても、意識を持ち始めてから三日も食事をしないとなると、さすがに辛くなる。 しかし、周りには食べるものがない。 栄養が取れなくて、赤ゆっくり達の体が弱くなる。 更に時間は過ぎ、母親の餡子は更に外から圧迫してくる。 食べ物が無いから更に体が弱くなる。 そして、臨界点を超えた瞬間。 「ゆぶべ!!!」 赤ゆっくり達の塊の中心に居た一匹が潰れた。 それを皮切りに、中心に近い赤ゆっくりから次々と潰れていく。 「ゆばぁ!」 「ゆぶぶ!」 「ゆべし!」 「もっとゆっ……ゆあばぁ!」 潰れた姉妹の隣に居た子ゆっくりの顔に、生暖かい液体が飛び散る。 それは母親のぱさぱさしてまずい餡子とは違う、もっとみずみずしくて、ねっとりとした餡子。 彼女達は顔に付いた汚れを落とそうと、それを舌で舐めとる。 「ぺーろぺーろ……し、し、し……しあわせぇぇぇぇぇぇぇぇ!」 真っ暗な空間なので、それが何であるかは彼女達には分からない。 それどころか、自分の隣にさっきまで居た姉妹が、圧力で潰れて死んでしまった事にすら気付かない。 しかし、単純な餡子脳の更に出来損ないで出来ている、彼女達赤ゆっくりの思考で、ある事実が理解できた。 ――自分の周りにはあまあまがある。 こうなるともう止めることは出来ない。 空腹と圧死の恐怖から、頭の回転が止まってしまった赤ゆっくりにとっては、まさに起死回生の打開策である。 美味しい物をお腹一杯食べられる、さらに空間が開いてゆっくりできる、一石二鳥。 そうと決まれば即行動。 姉妹の血肉を舐め取った赤ゆっくり達は、潰れた姉妹とは反対側の赤ゆっくり達を食べ始める。 「おねぇちゃんやめてぇぇぇぇぇ!」 「でいぶおいしくないよぉぉぉぉぉ!」 「どぼじてこんなことするのぉぉぉぉぉ!?」 「もっとゆっくりしたいよぉぉぉぉぉ!」 阿鼻叫喚地獄絵図。 この時点で後手に回った赤ゆっくりは、確実にその短すぎるゆん生を終える。 何故なら、最初に食べ始めた赤ゆっくりは既に姉妹の餡子を取り込んで、食べた分だけ体積大きくなっている。 その上、食べていない方はほぼ餓死寸前で、立ち向かう気力も逃げる体力もない。 そして、そもそも動き回るスペースがない。 姉妹を食べ回った一部の赤ゆっくり達は、五分程姉妹の踊り食いを楽しみお腹が一杯になった頃、ようやく眠りについた。 「ゆっ!おなかの中で赤ちゃんがうごいたよ!」 「それはげん気なしょうこなのぜ!きっと、とってもゆっくりした赤ちゃんが生まれるのぜ!」 胎内の惨状を知らない両親は、そう間抜けな声をあげた。 大きな赤ゆっくりは、お腹が空いたらまた周りの赤ゆっくりを食べ始める。 その姿にもうためらいは無い。 お腹一杯になったら寝る。 小さな赤ゆっくりはひたすら恐怖に震える。 そんな胎内の生活が、母れいむが産気づくまで続く。 「ゆふぅぅぅぅぅ!!!ゆふぅぅぅぅぅ!!!あかちゃんがうばれるぅぅぅぅぅ!!!」 「ゆっ!れいむ!がんばるんだぜ!!!ゆっ、ゆっ、ふぅーするんだぜ!」 遂に出産の時が近付いた。 母れいむは近所のぱちゅりーから聞いた「ラマーズ法」をしながら必死の形相で踏ん張る。 父まりさは赤ゆっくりが飛び出しても大丈夫なように、母れいむの下に、命よりも大事な帽子を置き、更にそれが汚れるのも構わずに、クッションになる枯れ葉や土を乗せる。 「ゆぐぅぅぅぅぅ!!!うば、うば……うばれるぅぅぅぅぅ!!!」 すぽーん! 赤ゆっくりは勢い良く飛び、父まりさが敷いたクッションの上に落ちた。 赤いリボン、赤れいむである。 いくらクッションがあったとはいえ、とてつもない衝撃でぶつかったので、赤れいむは痛みでしばらく起き上がることが出来ない。 この無駄とも思える出産時の勢いは、母親の胎内で起こった惨劇、忌々しい共食いの記憶を忘れさせるためのものではないかと、最近は言われている。 「ゆぐぐぅぅぅぅぅ!!!またうばれるぅぅぅぅぅ!!!」 産道はまだ閉じず、そこからまりさ種特有のふてぶてしい顔を覗かせている。 父まりさは急いで、まだ痛みに震えている赤れいむを脇にどかし、赤まりさ射出に備えている。 すぽぽーん! 最後の一匹だからだろうか、最初の赤れいむよりも勢い良く飛び出し、同じくクッションの上に落ちた。 赤まりさは痛みに震えて白目を向いている。 姉である赤れいむは、痛みが既に引いたみたいで、心配そうに妹を見つめている。 「まりさだいじょーぶ?ぺーろぺーろするから、がんばってね!」 早くもお姉さんらしい行動をするれいむ。父まりさはそれを愛しい目で見つめる。 やがて赤まりさの震えが止まり、残りの家族の顔がぱっと輝いた。 「「「「ゆっくりしていってね!!!!」」」」 絵 byペットショップあき 食葬 一匹の長老ぱちゅりーが死んだ。 「ぱちゅりーはこのむれの長として、ゆっくりしないでがんばってくれたよ……」 「だから、みんなでそうぎのじゅんびをしてね……」 (むきゅ……みんな……ぱちゅりーはまだ生きてるよ……) 一匹の長老ぱちゅりーが死んだ……ように見えた。 この長老ぱちゅりーは珍しく長生きし、珍しく老衰という死を迎えようとしていた。 老衰はすぐには死ねない。 外側の餡子からゆっくりと機能を停止する。 移動するための下半身の餡子が動かなくなる。 瞼がゆっくりと下り視界が閉ざされる。 そして老化が徐々に中枢餡に到達し、老衰開始時から約半日後、ようやく完全な死を迎える。 通常、長老は他のゆっくりがあまり入ってこない森の奥地に一匹で暮らす。 これは老衰時、他のゆっくりから発見されるのを遅らせるための知恵である。 決して奥の方に引っ込んでいたほうが長老っぽくて格好良いとか、そういう理由ではない。 この長老ぱちゅりーの場合、遅刻常習犯のホームヘルパーありすが珍しく早起きしてしまったため、完全に死ぬ前に発見されてしまった。 このような場合、死ぬ方にとっては大変な不幸である。 何故なら…… 群れの中心にある集会場、葬儀はここで行われた。 「これから食葬をとり行うよ」 集会場の中央にある切り株に登った、長老の側近れいむが開会の宣言をした。 この群れでは長老が死んだ場合、食葬と呼ばれる埋葬が行われる。 文字通り、群れのゆっくり達が死体を食べるという埋葬方法である。 長老ゆっくりの餡子を他のゆっくりが食べる事で、彼女の膨大な知識と豊富な経験を取り込もうとしているのだろう。 「じゃあ、まずはれいむから食べるよ」 側近れいむが背中の皮をひと齧りした。 (むぎゅぅ!むぎゅぎゅぅぅぅぅぅ!) 意識が残っている長老ぱちゅりーは痛みに悶え苦しむ。 しかし、体を動かす事は出来ないので、周りのゆっくり達は誰も気付かない。 「むーしゃ、むーしゃ……」 側近れいむはそれだけを言うと、静かに涙を流した。 それ以降は口に残った皮を完食するまで、ただただ大粒を涙を流し、黙って咀嚼した。 それを見届けた別の側近のまりさが、舌と枝を器用に使って、側近れいむが齧った穴から長老の餡子を取り出した。 そして、葬儀に参加していた群れのゆっくり達に、少しずつ餡子を分けて配る。 (むっぎゅぅぅぅぅぅ!やめてぇぇぇぇぇ!!!ぱちゅりーはまだいぎでるのよぉぉぉぉぉ!!!) 涙を流したいのに、既に瞳は乾いているので、周りのゆっくり達は誰も気付かない。 取り分けられた小さな餡子や皮の欠片を、群れのゆっくり達が食べる。 「むーしゃ……むーしゃ……」 「ままぁ……」 「おかーしゃん……」 彼女達から、思わず赤ちゃん言葉が漏れる。 甘すぎず、苦すぎず、それでいてさっぱりと爽やかな味。 それは、植物型妊娠で生まれたゆっくりにとっては、初めて食べたお母さんの茎の味。 胎生型妊娠で生まれたゆっくりにとっては、初めて食べたお母さんの口から出された餡子ペーストの味。 親も子も等しく分けられ、等しく食べて、等しく涙する。 長老ぱちゅりーの体は殆ど群れゆっくりの腹に収まり、残るは中枢餡のみになった。 ここで、切り株の上に、次期長老となる長老の子のぱちゅりーが上がった。 側近達が枝を組んで作った神輿の上に中枢餡を乗せ、恭しく壇上に上げる。 「むきゅ、次期長老のぱちゅりーが、最後の儀式を行うよ!」 そう言うと、ゆっくりの口には少々大きな中枢餡を、彼女は一口で全て頬張った。 (むっぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!やべろぉぉぉぉぉ!!!ぱちゅりーを食べるなぁぁぁぁぁ!!!) 叫びたいのに、もう口も声帯もないので、周りのゆっくり達は誰も気付かない。 「むーしゃ、むーしゃ……じじじじあわぜぇぇぇぇぇぇ!!!」 生きながら喰われるという恐怖と絶望を味わい、それはとてつもなく甘くなっていた。 そして、次期長老ぱちゅりーは、自分の母親がそんな絶望や痛みを味わいながら死んだという記憶を取り込み、ショックで吐餡して平べったくなった。 既存作 SS 妊娠過程&食葬、 ふたば系ゆっくりいじめ 7 浅瀬 ふたば系ゆっくりいじめ 8 鉄鍋 ふたば系ゆっくりいじめ 17 さとり ふたば系ゆっくりいじめ 19 賽の河原 ふたば系ゆっくりいじめ 24 れいむ死ね ふたば系ゆっくりいじめ 26 役立たず ふたば系ゆっくりいじめ 60 全自動すっきり阻止機 ふたば系ゆっくりいじめ 65 抗議 ふたば系ゆっくりいじめ 80 親離れ ふたば系ゆっくりいじめ 86 ドスの飾りは不名誉の証 ふたば系ゆっくりいじめ 115 DV ふたば系ゆっくりいじめ 158 虐待派不虐待日記 ふたば系ゆっくりいじめ 191 屠殺 ふたば系ゆっくりいじめ 232 降る 絵 ゆっくりSAW、ゆっくりサバイバー、10億分の1のゆっくり 自作SSの挿絵、各種一枚絵 作者:ゲームあき ゲームあきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 絶対生まれてきた赤ゆ絶対ゲスやろ。 -- 2018-05-09 20 27 32 ああ、カマキリか カマキリに失礼だな -- 2014-07-31 16 39 34 きもし -- 2012-07-18 20 33 20 最後の最後で・・・・・あーあ、まったく。 -- 2012-01-05 23 55 34 成る程…精子は数が多いからなぁ。 こういう発想もあるのか! -- 2010-10-02 22 29 07 きもくないゆっくりなんてゆっくりじゃない -- 2010-07-23 13 44 00 きもい。おもに挿絵がきもい。 -- 2010-07-15 22 48 33